映画:ソーシャル・ネットワーク(THE SOCIAL NETWORK) | 気まぐれ戦隊・徒然ンジャー改☆オ~ソレ観ぃヨ☆

気まぐれ戦隊・徒然ンジャー改☆オ~ソレ観ぃヨ☆

某市小学校教師の、映画大好き気まぐれヒーロー物語

気まぐれ戦隊・徒然ンジャー改☆オ~ソレ観ぃヨ☆





満足度:★★★★☆



RT's consensus:97%





序盤の展開、パニック!!


大学内の女子ランク付けサイトについての
審議が終わったと思えば


いきなり2つの訴訟が始まるやいなや


その間あいだにあるストーリーが
一体いつの話なんやらで


何が何だか混乱状態
(書いてる今もパニック!!


でも中盤あたりからようやく落ち着いて
(こゆ作りにしたんだと理解できて)


なんとか最後まで観れた、って映画


最後まで観れば


この映画がただのSNSを作ったマークの苦悩と
SNSができるまでの経緯を魅せたかった映画ではないことがわかる


この映画のテーマは欲望と執着


"欲望"こそ人間を駆り立てる物はなく
"欲望"こそ人間を進化させた感情はない


人間には"欲望"という内面があったから
繁栄してきた種族なんだと思う


例えば性欲があるので
男女が惹かれ合い、子孫が遺っていくわけで


物欲があるので人はソレを生み出そうとするし
求めようとする


求めるためにはお金が必要だから
金欲も生まれてくる


でも難儀なことは
自分勝手な欲望は誰かを傷つけるってこと


それがストーリーに表れてる作品だと思った


実際マークは自分勝手に動きまくって


何人もの反感を買うのだけれども


でも彼がフェイスブックを自分のものにしたかったのは


金欲のためでも物欲のためでも
性欲(モテたい)のためでもなく


ただ一つの執着のためだったんだなと


マークが本当に欲しかったモノがわかったとき


マークの視線と行動から
切なさが込み上げて来るラストになっている