ムー監修のシリーズ3作目、先生の秘密が少し分かります | きんけい図書館

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児童書を中心に、おすすめの本を紹介します。
お子さんはもちろん、大人の方もぜひ読んでほしいです。
私が地元の図書館で見つけた素敵な本たちです。

「こちら、ヒミツのムー調査団! UMA出没!魔女のウラ小学校」 大久保開さん作、ゆえさん絵、ムー編集部監修、世界の不思議を扱うムー編集部が監修したシリーズ3作目です。今回は題名にも書きましたが、謎の多い図書司書の先生、東先生の秘密が少し分かります。そして、それに関連しながらいろいろなUMAが登場します。

 

 いろいろな不思議やなぞを調べて新聞を作っている「ムー調査団」ナオト、サクラ、アユムの3人は、学校の七不思議について調べ始めます。手始めに、「ミステリアスな東先生」を調べるため、先生のあとをつけます。すると、なぜか学校にもどってきてしまいます。ところが、なんだか学校の様子が変です。七不思議の一つ、「だれもいない学校」のように静かで、屋上には巨大なフクロウが見えます。一体、何が起こっているでしょう。

 超常現象を調べているレッドさんも合流して学校を調べていくと、ネッシーやイエティなどのUMAが現れます。なぜ学校に不思議な生き物たちがいるのか、そして東先生は何者なのか、ムー調査団が迫っていきます。レッドさんの過去も絡んできて、これまで分からなかったことが少しずつ分かってきます。

 世界にはまだまだ科学では解明できないことがいろいろあるんですね。文字も大きく、楽しみながら不思議に触れることができる1冊です。