気付けばピンクリボン月間も残り数日になりました。
ピンクリボン月間は「乳がん啓発活動の強化月間」でしたね。
残り数日だからと言って乳がん検診が終わるわけではありません。
知ってますか？
新たに乳がんと診断される人は、ここ数年増加し、女性がなる悪性新生物の中では最も患者数が増加しているんですよ。
乳がんが増えてきた背景に、
高齢出産・出産未経験の女性の増加、ライフスタイルの欧米化などが挙げられていますが、早期に発見できれば、ほぼ90％が治ると言われています。
乳がんの罹患率は、
30歳くらいから増加し、45～49歳でピークを迎えますが、最近は閉経後乳がんが徐々に増えているようです。
乳がん検診はマンモグラフィが推奨されていますが、マンモグラフィだけで発見することのできない乳がんもあり、マンモグラフィ単独の検診は万能じゃありません。
最近は乳がん検診に乳腺超音波検査を付加することの有用性も報告されています。