今年、後半はお惣菜というか常備菜というか、
昔ながらの小皿料理にハマっておりました。
ときどきいただく家庭菜園や市民菜園で採れた野菜とかの頂き物
で作った小皿料理とか、お友達から教えてもらった郷土料理とかです。
この小皿料理は、お手塩皿(お手しょ)という読み方もある通り、手のひらにのる小さな皿で、
大鍋でたくさん作って小皿(おてしょ)に分け、たくさんの人数でご飯を食べたりする料理です。
葬式の通夜料理などといわれる、野菜やこんにゃく豆腐などを使った料理がほとんどです。
さて、ご紹介しますね。
まず最初は、ご主人様が山形県ご出身というお話でした。
山形の郷土料理「タラの子の煮物」
タラコとたらのこは違います。
明太子と呼ばれるタラコは、スケソウダラの子です。
今回の鱈の子(タラの子)は「鱈」の子です。
この鱈の子、あまりにも形状がグロテスクなので、画像がありません
で、この鱈の子は輸送にあまり適していないので、採れた地域の近くでしか出回っていませんでしたが
最近は、時期になると近所のスーパーにも並ぶようになりました。
11月前後のホンの一時期にだけ出回っているようです。
今、スーパーに出てるよ。と聞いて、早速作ってみました。
とにかく大量にできるから注意とのこと。
確かに鍋いっぱいできました
<材料>
・鱈の子 1本
・大根 半本
・白滝 1袋
・白だし 20ccくらい
・生姜汁 大さじ1
・酒 20〜50cc お好みで。
・砂糖 入れても入れなくても良い
<作り方>
・20センチくらいある鱈の子に熱湯をかける、或いは沸騰した湯に潜らせ
臭みをとってから煮ます。
・大根を拍子切りにして塩をまぶししばらくおく。水で洗い、鍋で水煮する。
・下茹でして一口大に切った白滝と、茹でた大根、鱈の子の腹を割いて包丁の峰でこそぎ取った
鱈の子を合わせて、白だしと少しの水で、コトコト煮ます。途中で生姜汁、酒を加えます。
・砂糖はお好みで。
コトコト煮ること20分くらい。
このお料理、日本酒と合います
何せ、鍋いっぱいできてしまうので、少人数だと結構持ちます。
鱈が獲れる寒い地方の郷土料理なんでしょうね。
昔、居酒屋さんで食べたことがあります。
はー、長々となってしまいましたね。
続きます。