10月に薬膳料理教室に参加してきました。

同窓会の地区の支部会が開催しているもので、コロナ禍で開催を休んでいましたが、

今年ようやく再開しました。

地域の地区センターの調理室が使えるようになって、良かったです。

 

今回は「秋の養生ご飯」ということで、梨や里芋、蓮根などの根菜を使った体に優しい薬膳料理

を教えていただきました。

 

メニューは。

1、梨のおかゆ

2、梨と大根のみぞれ酢あえ

3、里芋のソテー くるみ添え

4、蒸し蓮根

の4品。

 

1、梨のおかゆ

 梨を皮を剥いておろし器ですりおろして、米と一緒に炊きました。

 フルーティなおかゆで、食欲のない時にも美味しくいただけそうです。

 梨は、肺とお肌に良いそうです。

 

2、梨と大根のみぞれ酢和え

 梨は1センチ角に切り、大根はすりおろして軽く水を切り白キクラゲ、食用菊も下処理を

 する。白だし、酢、はちみつを加えて和える。

 さっぱりとした酢の物だけど梨の甘味と蜂蜜の甘味の両方あって美味しくいただきました。

 白キクラゲも美肌効果があるそうです。

 

3、里芋のソテー くるみ添え

 里芋は茹でてオリーブオイルで焼く。里芋を取り出して同じフライパンで薄切りにした鶏肉

 も焼く。別にクルミ入りの黒酢ソースを作り、里芋のソテーにかける。

 里芋を焼くという調理が珍しい気がします。ちょっと焦げ目がついたくらいが美味しいそうです

 鶏肉も入って、メインディッシュを張れそうです。クルミと黒酢のソースで、ワンランク上の

 お料理になりました。

 これは早速夕食にしたい一品です。ボリュウムもあるし、美味しいし。珍しいし。

 

4、蒸し蓮根

 こちらはデザートのような主役のような一品です。

 蓮根一節を洗って、水につけおいたもち米を蓮根の穴に詰め、アルミホイルで包んで、1時間

 ほど茹でて、皮を剥き、1センチくらいの厚さに切り、皿に盛り、クコの実を散らします。

 きな粉を添えていただきます。

 もち米を使うあたりは、メインのような感じですが、きな粉を添える、というとデザートのような。

 蓮根を使ったきな粉餅のような、なんとも不思議なお料理でした。

 

 この、蓮根という根菜も精進料理にはよく登場する野菜です。

 体に良いと思われます。

 

食物の五味五性というのも学びました。

五味: 酸味、苦味、甘味、辛味、諺味。

五性: 熱、温、平、涼、寒。

 

寒症の人(熱、温)寒がりの人は主に温熱性の食物を(牛肉、鶏肉、ネギ、ニラ、胡桃、など)

熱症の人(寒、涼)暑がりの人は主に寒涼性の食物を(きゅうり、セロリ、ナス、そば、大根など)

ということです。

平という性は寒症、熱症どちらの人にも良い食物も良いということらしいです。

 

なんとなくはわかりますね。

 

調理室で、皆さんで試食しました。

結構なボリュウムの養生ご飯で、

お腹いっぱいになりました。

 

食べることは、やはり大切ですね。

人間は食べたものでできていると、改めて感じます。