毎朝朝ドラの「らんまん」を楽しみにしています。
見逃した時は、NHK➕で見ております。
植物学者の牧野富太郎さんをモデルのドラマではありますが、史実に沿ったお話ではなく、
あくまでもフィクションとして作られています。
それだから、尚のこと良いとも思われます。
「わしら在野で学びゆうものは」というくだりは、なんと痺れる言葉でしょうか。
学校には行かずに、独学で勉学に勤しみ、野山を駆け巡り、植物の採取に明け暮れました。
そして、植物の細密な絵も残されました。
本当にやりたいこと、好きで好きで時間を忘れて没頭できることを見つけ、そしてそれは
自分が天から呼ばれていると感じることは、ものすごく稀なことではあると思います。
タイトルの「らんまん」は多分天真爛漫からきている言葉だとは思いますが、この
天真爛漫を貫き通すことは、並大抵の努力ではないと思います。
牧野先生はきっと自分のゴールが見えていた人なのではないかと感じます。
ただ、闇雲に先の見えない暗い道を直走るのではなく、ゴールに向かって明るく前向きに
走っておられた方のような気がします。
だから、応援したくなります。