銀座伊東屋の続きです。

 

伊東屋ビルの地下はギャラリーになっています。

ここで、行われていた「手ぬぐい展」をみてきました。

 

昔はタオルやら布巾がわりに、或いは襲名披露などの引き出物に使われた「手ぬぐい」

今は、ジャパン・アートとしても有名です。

 

昔からある柄の他に、新しい作家ものが加わって、日本の「粋」を支えてもいるジャンル

だと思います。

 

ということで、今回手に入れたのはこちら、

 

左は、手ぬぐいの使い方などを説明した冊子です。

 

真ん中のトンボの模様は、昔からある柄です。

トンボは勝ち虫とか言われていて、兜(カブト)の中の髪をまとめるのに使った手ぬぐいに、縁起が良い

柄だからと使われた柄です。

 

今更、何に勝ちに行くのだと言われて仕舞えばそれまでなんですが、なんかいいではありませんか

勝ち虫❗️

 

で、右の方の魚の模様は、実は空色の濃淡です。いわば二色づかいの柄なんですね。で、

お値段も少々高めです。

 

今回は、この2品に留めましたが、とにかく欲しい柄ばっかり、あれもこれもとカゴに入れて

いたら。「破産じゃー」となってしまうくらいです。

 

この「手ぬぐい」ですが、ちゃんと額装すれば、十分アートとしての貫禄があります。

 

外国人の方も、知ってる人は知ってるらしく、吟味して自分のお好みを探しておいででした。

 

手ぬぐいの使い方の冊子です。

 

 

伊東屋B1ギャラリーで、2023.5.8(月)まで。

 

手ぬぐい かまわぬ HP