先日、伊勢丹立川店で、とても気になる展示をみました。
店頭を通り過ぎようとしたら、なんとなく心惹かれて、一旦通り過ぎてまた戻りました。
急いでいたので、さーっと展示を見て、スマホで写して、後からネットでよく見よーっと。
ということで、帰りました。
家で、ゆっくり検索してみました。
どっかで見た、と思いましたが、横浜高島屋で展示を見たのですね。
で、立川で見たのが、こちら。
作者は「長坂真護」さんという方です。
日本やヨーロッパからでたデジタルゴミがガーナに送られ、このデジタルゴミを燃やして
残った金属を売ることで生計を立てている人たちがいます。そのガスを吸って、癌になり
30代で亡くなってしまうということを現地で見て、なんとかしたいと長坂さんは思います。
このデジタルゴミを材料にしたアートを制作し販売して、この人たちを救う活動を始めます。
実際に作品を見てみて、ものすごくインパクトのあるモノであると感じました。
(さーっと見ただけでも、それはものすごく感じました)
Amazonでこんな本を注文して読みました。
凄い履歴です。
そして、なんと私の故郷である福井の出身❗️
これは、もっと知るべきであると実感しました。
横浜にも福井にも銀座にも、ギャラリーがあるとのこと。
それぞれ、行ってみなくては!
私たちが便利で使っていたスマホやパソコン、ゲーム機などがここガーナに流入して
人びとをこんな風な劣悪な状態にさせているということが、なんというか情けないというか
そんな心持ちになりました。
長坂さんの作るアート作品は、そういう怒りとか悲しみそしてなんとかしたいという気持ちが
伝わってきます。