またまた、桜楓会のご縁で、青山の骨董通りにある、紅ミュージアム にでかけました。


このミュージアムは、江戸時代から続いている、紅花から作る「紅」を扱っている「伊勢半」という会社が行っているものです。


紅花は、紅の材料です。この紅は古くから「口紅」として使われてきました。たくさんの紅花からほんの少しの「紅」しか作れません。昔から希少なものだったのです。


紅ミュージアムでは、「江戸」と「赤」というキーワードのもとに企画展を行っています。今回うかがったときは「九谷焼き」の「赤絵」を特集していました。


父が九谷の出身なので、九谷焼きはよく見聞きしていましたので、興味深く見せていただきました。


「紅」の体験もできました。

水で溶いて筆で口唇に塗っていくのですが、人によって、ピンク色になったり、赤になったり、濃く塗ると玉虫色になったりと不思議なものです。


ちなみに、「伊勢半」は化粧品メーカーのキスミーの母体というか親会社のようです。