思い出の名城・城址22 | 心のままに

心のままに

ゆっくり、のんびり、思い出づくり

◎柿本城・愛知県(2024年1月訪問)

先日訪ねてきた城址です。

※井伊家を支えた井伊谷三人衆のひとり鈴木重勝が築城したと言われ、標高190mの子路山(しろやま)山頂付近にある。

※井伊直虎の元許嫁・井伊直親(亀之丞)の母親は、この鈴木家の出身。

まず、道の駅「鳳来三河三石」に行き、裏の山に登りますが、

最近は夫も高齢になり、山道を歩くのを嫌がるので駐車場で待っていてもらい一人で行きます。

私・・こんな山で熊が出てきたらどうしよう。

夫・・生け捕りにしてこい。

私・・ヨシ!では期待して待ってて~

と、いつもの調子で楽しくGO~。

 

ここから登り、本丸などがある山頂へ。

途中にある小さな祠は稲荷神社。

山頂には本丸跡があり「鈴木長門守重勝之城址」と彫られた石碑が建っていました。

 

 

※家康の遠江進攻(1668年)の際、道案内役を務めた後、柿本城を築城して三河や遠江国境を守るよう家康から命じられたが、1572年の武田信玄が遠江攻略に出陣し、本丸のみ完成したところで攻撃を受けたため、満光寺和尚らの仲介により和議を結び開城した。(お城が完成するのは、長篠の戦い以後)

 

上から

二の丸、三の丸、(出丸はパス)

 

 

本丸や二の丸、三の丸の木は伐採され、落ち葉も少なくて歩き易いけど、そこまで行く途中は倒木や落ち葉が多く歩きにくい。

 

※大河ドラマで「女城主・直虎」が放映された前後は、もっと整備されていたと思います。

 

この城址は土塁もなく、今もロープや柵がないので足を踏み外すと(たぶん)深い谷へ真っ逆さま・・

柿本城縄張り図(ネットから拝借)

 

麓にある「青龍山・満光寺」(鈴木氏が再興した)

このお寺は家康に縁がある所なので、春以降に再度訪れ記事にしたいと思います。(春にならないと庭園の見学ができません)

 

幸か不幸か熊には出遭いませんでしたが、

この道の駅で美味しいリンゴと蜜柑を見付買ってきました。

 

この後、もう1カ所訪れた所があるので、後日記事にします。