滝山寺と滝山東照宮・・岡崎市滝町山篭107
※滝山寺・天武天皇の勅願により薬師如来を祀り吉祥寺と名乗ったのが始まりで、本堂や三門、源頼朝の等身大の聖観音像など、国の重要文化財が数多く現存している。
また、正保2年(1645)家光により本堂の横に東照宮が建立され、幕府の保護のもと繁栄を続けた。
滝山寺本堂
本堂への石段の途中で見かけた石灯籠
播州赤穂・浅野匠守永直(初代)が寄進と記してあります。
※忠臣蔵でお馴染の浅野匠守長矩は三代目藩主
元禄10年(1697)に五代将軍・綱吉寄進の鐘楼
本堂の裏にある日枝神社(昔は神仏習合だった)
※神仏習合・・神道(日本に元々ある神)の信仰と仏教の信仰が1つになった宗教の考え。
敷地内にある滝山東照宮
三代将軍・家光によって、正保2年~3年(1645~1646)に建立された。
日光、久能山と並ぶ日本三大東照宮の一つとされ、本殿、幣殿、拝殿、透塀、鳥居、水屋などが重要文化財に指定されている。
(この時は塗り直す前だったため、色が褪せています)
滝山寺三門
滝山寺に向かう途中にあり、文永4年(1267)の建立で、岡崎市内最古の建造物。
因みに愛知県新城市にある「鳳来山東照宮」も有名です。
家康の母・於大が子供を授かるように祈願した後、
家康が生まれたことから、3代将軍・家光が造営を始め、
家光が亡くなった後、4代将軍・家綱の時代に完成。
ここを三大東照宮の1つという説もある。
※本殿・拝殿・幣殿・中門・水屋・石棚・石燈籠・板木2枚(建立時の証)が国の重要文化財
鳳来山東照宮・拝殿