名城・城址の13回目
◎和歌山城・和歌山県(2010年1月訪問)
天正13年(1585)に紀州を平定した豊臣秀吉が弟の秀長に築城させたのが始まりで、築城は藤堂高虎。
元和5年(1619)には徳川家康の第十男・頼宣が入城し、尾張、水戸と並び徳川御三家となる。岡口門、続塀は重要文化財。
上から、天守、乾櫓、大手門。(多門櫓辺りが塗り替え前でちょっと残念)
天守は昭和10年(1935年)に国宝に指定されたが、昭和20年7月の和歌山大空襲で焼失し、昭和33年に市民の努力で復元された。
西條八十作詞、中山晋平作曲による童謡「まりと殿さま」の歌碑。
※揮毫は西條八十氏
♪てんてん手鞠 てん手鞠 てんてん手鞠の 手がそれて・・・
◎岡山城・岡山県(2013年12月訪問)
宇喜多秀家が秀吉の指導を受け、8年の歳月を費やして建造された。関ヶ原合戦後は八丈島へ配流となり、その後小早川秀秋が入城したが早く夭折し、後は池田家を藩主として明治維新まで続く。
上から、不明門、天守、月見櫓(江戸時代の建物で重文)、天守から見る旭川、桃の瓦。
◎鬼ノ城・岡山県(2013年12月訪問)
古代、白村江の戦いで大敗した大和政権が、唐・新羅の侵攻を阻むため、九州北部や中国地方南部にいくつか築いた山城の1つ。
日本書紀や続日本紀などの文献資料に記載がなく、歴史書にも記載はなく、遺構でしか存在を確認できない所。これからの発掘で謎が解けると期待されている。
復元された西門、西門からの眺め(霞んでよく見えませんでした)
古代の山城(ネットから拝借)
この日は倉敷美観地区や吹屋ふるさと村(ベンガラの町並み)なども訪ねました。
大阪城、姫路城を訪問したのはかなり前なので、
写真がありません。記事にできなくて残念です。