ドイツの産婦人科 | きんぎょっぴ ドイツとワタシと家族と

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ちょっと前のことです。
 
 
婦人科検診の日が来た。
まあ、時が経つのは早い、早い。
今年の初めに検査したと思っていたらなんと最後の検診は去年10月だと。
ちゃんと記録しておけばいいのにね、自分。
 
ガン検診は去年の5月にしたとのこと。(年に2回普通検診とがん検診を受けてます。)
なので今回の検査はガン検診も入れてもらった。
がん検診はエコーをしてもらっているがこれは自己負担。70ユーロ(約8500円)也。
 
 
 
 
 
 

ドイツの、と言うよりはワタシの行っている産婦人科こと。

 
ドイツの産婦人科は個室になっていて部屋のほぼ真ん中に患者が乗る診察椅子(正式な名称があるだろうけど分からない)がある。
画像お借りしております。
 
 
少ない経験であるが、診療所によっては看護師は同席していない。歯医者を除いて。
医者と一対一で話をする。
 
下着を脱ぎ(下半身ね)スッポンポンの状態でその診察椅子に座る。椅子には紙が敷いてあるので前の患者さんと肌の接触?はない。
部屋の真ん中で両足を広げて診察を待つ。
 
いいんだけど、その向きが入り口のドアに向いている、うちの場合。
滅多にないが一回だけ受け付けの人が何か聞く用事がありドアを開けて医者に話しに来てた。
 
向こうは慣れた光景だろうがこっちはちょっとびっくりした。
 
大昔、息子を妊娠してる時、夫と娘を連れて診察に行った。何故連れ立って行ったのかは覚えていない。とにかく彼らの座る普通の椅子がワタシの座る診察用の椅子の真ん前にあった。
そう 向い合せである。
 
ちょっとこれはアカンでぇー。
 
そこはドイツ、椅子を勝手に移動してもうるさくは言われないことがわかっていたので、
即座に夫に、
「椅子の位置変えて。」とお願いした。
夫は
「え?」と思ったらしいが、
 
「え?はこっちやで、嫌じゃないの?」 と思った。
 
夫、子供の前で大股広げたくはないわね。
 
 
 
 
前のワタシの担当医は引退したが、彼の机の上にはいつもカットされたりんごが置いてあった。
そして時々つまんでいた。
こんな状況で食べれるのね。慣れでしょうね、ワタシには絶対出来ないけど。
 
日本の産婦人科に行ったことがあるが、そこはカーテンで仕切られていた。
下半身だけがカーテン越しにオープンになっていた。
医者と直接対面するわけではない。
が、結局は診察後に医者と話をするのだから何もお互い隠し合わなくてもいいのでは?と思った。
そしてカーテンがあるために、もごもごと話す癖のある医者との会話には非常に苦労した。
聞かれる度に、
「はっ? すみません、もう一度お願いします。」と聞かねばならなかった。
 
そして、そのカーテンの向こうではバタバタと何人もの看護師さんが右に左に走り回っていた(複数の診察台が薄いパーティションを仕切りに横に並んでいた)のでなんかなぁ~と思った。(ワタシの行った病院の話)
 
これは慣れと好みの問題だろうが、ワタシはドイツの産婦人科の個室で医者と一対一がいいかなと思う。