日本で皮膚科へ 癜風菌 | きんぎょっぴ ドイツとワタシと家族と

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日本に到着してすぐに姉から、
「きんぎょっぴちゃん どうしたのよ!この首?」と言われてびっくり。
たまたま髪をアップにしていたので後方座席にいた姉がワタシのうなじ辺りの皮膚の変化を見つけたのです。
 
画像を掲載しました、毛むくじゃらで全然美しくないので見たくない方はここで さようなら~。
(また 備忘録として書いていくので少々長くなります。)
 
 
 
「しみ」 みたいな赤い点がいっぱい。 痒みもなく、痛みもないので気づきませんでした。
そして、赤い部分は平らで膨らみ(腫れ)もありません。
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なんと日本到着して初日に!(これからっていう時にねぇ~)
約20日間の日本滞在、その滞在中の後半はゴールデンウイークでどう考えても病院はお休みだし、行くなら早いうちに行った方がいいということで近くの皮膚科に翌日行きました。
 
なんと激混み!爆!
予約番号は20番。
姉に言わせるとそれほど悪くない数字(遅くない)らしいです。
 
初めてだったので(どうもワタシ以外は常連さんのようで要領を得てそう。)、受付の女性に聞いてみると、外で待っていてもいいと、但しその場合一言言ってから出て行ってくださいと(はいはい、当然ですよね。)、20番だとだいたい1時間半ぐらいで順番が回ってくるだろうとのことだったので一旦実家に(もう自宅なんて言えないのよね。笑)戻ることに。
 
そこでふと気が付いたのが充分な現金(円)を持ち合わせていないことです。
 
そう、ワタシは日本の国民健康保険に加入していないので、病院では全額払いしなくてはなりません。
我が家は海外旅行保険(年間30ユーロ弱だったかと・・・)に毎年加入しているので、ドイツに戻って来てから領収書を保険会社に出すと全額戻ってきます。
 
日本の国民健康保険だと3割負担になるから、ワタシ達の場合、簡単なものなら(入院とか手術は経験したことがないし、この保険の内容をワタシはちゃんと把握していないのでわかりませんが、簡単な治療ならこちらの方がお得ですよね。)
 
ということで、待ち時間を利用してお金を調達しておきました。
(ドイツでは無料なので、現金を用意しておかなくてはならないことを失念しておりました。)
 
1時間半後、ほとんど待たずして呼ばれました。
診察室は大部屋がカーテンで3つほど仕切られており、その一つに入って医師が来るのを待ちました。
当然ワタシのお隣にも患者さんが待っています。
って、
 
お隣の声(症状の説明など)
まったくプライバシーなし!爆!
 
 
「海外在住なので全額自己負担で」と最初に申し出ていたので、看護婦さんからも
「どちらにお住まいなんですか?」と質問され、
「ドイツです。」と答えると (その後のリアクションは容易に想像できますでしょ?)
 
「あ~ら、いいですね~、ドイツですかぁ~。」 
「いえいえ、それほどでも。」 と無難に答えておく。
 
カーテン越しに看護婦さんは医師に、
「ドイツからですって!」と嬉しそうに説明。(もうなにもかも丸聞こえよ。)
 
その後医師がシャー!ってカーテンを開けて、
ご対面~~~。
 
ごめんねぇ~、こんなおばちゃんで。
せっかくドイツからって聞いて期待してたかもしれないけど。
 
と、とても居たたまれない気持ちでございました。笑
 
 
さて、赤くなった皮膚を少し削り取り検査してみると、
 
「癜風菌(でんぷうきん)ですね。」 と。 カビの一種とのこと。(え?カビ生えた?ワタシ?)
 
「汗を大量にかく方に比較多いんですよ。」(しかし、主に男性に、と。え?ワタシおっさん?)
 
「もしくは柔道をされている方など。」
 
って、
体格は確かに柔道向きかもですよ、しかし、柔道したことないし。爆!
 
とにかくお薬を塗ってもらい(処方箋もだしてもらい)、後は時間をかけて治るのを待つしかないみたいです。
 
↓ 処置 60点ってありますでしょ?
医療事務してる姪っ子が、
「薬塗ってもらった?」と聞くので、「うん。」と答えると、
「塗ってもらっただけ(処置)で、600円取られてるね。」って。(どこでもそうでしょうがね。)
 
笑えました。