「またかい?」 と 夫のびっくりした返事。
そうなんです、ここ2週間ほどでまたなんです。
洗濯のあと、干そうとすると そこには同じように洗濯された20ユーロ紙幣が入ってるんです。
これでもう2回目。 前回も20ユーロ紙幣。
前回は家族の服を洗ったのできっと息子のズボンのポケットにでも入っていたのかなと思っていました。
が、今回はワタシと夫のベッドリネンだけ、しかも60度の高温で洗ったのですがおかげ様で無事でした。
それにしても 20ユーロもの大金。
どうしたんやろう?
不思議に思って息子に聞くも、記憶にないと。
たま~に、親戚のおばさんやおじさんからお小遣いをもらうこともあるので、そのお金を何かに使いたかったから、自分の貯金箱から20ユーロ紙幣を出すも、すっかりポケットに入れているのを忘れて洗濯したのかも。
それにしてもドイツで20ユーロももらいませんけどね。
せいぜい10ユーロ、それ以外は5ユーロで、一度 90歳近いおばあさんに2ユーロの硬貨を娘と息子にもらった時はちょっと・・・・びっくりしました。チップかい!って感じで。
頂き物に文句を言っては決していけないのですが、日本で子供に小遣いやで~と言って、もうこのご時世100円硬貨は渡さないでしょ。ワタシにはどうしてもまだ日本の感覚が残っているんですよね。
しかし、夫に聞いても、「僕じゃないよ。」って言うし、確かにこのドイツ人お金に関してはかなりうるさいので、20ユーロ紙幣なんていう高価なものを簡単にポケットに入れて忘れるなんて絶対にあり得んやろうし。
と言うことで、最初の20ユーロ紙幣はワタシの財布へ入れておきました。
で 本当はすごくいけないことなんですが、もしや 記憶にないと言っていた息子がふと、
あ!やっぱりあの洗濯された20ユーロ紙幣は僕のだ!と思い出し、
ワタシの財布から取り戻し、またまた忘れてポケットにでも入れたのかな?と思ってしまったのです。
もちろん夫に言ってみると、怒られましたよ。
いくらなんでも黙ってワタシのお財布からお金を取り戻したりはしないよ。って。
ワタシもそれは思います。
夫は笑ってますよ~。
「ええやん! お金増えて!」って。
ちゃうねん
我が家のお金のはずやって!