2週間ほど前のこと
子供たちが学校から帰ってくるのでお昼ご飯の用意をしていた。
冷凍してあるご飯が足りるだろうと思って炊飯器の準備をしてなかった。
何を勘違いしていたのか、冷凍庫にご飯はまったくなかった。
えー どないしよう?
今日のおかずやったら 絶対ご飯いるな~。
娘はご飯好きなので
ちゃぶ台倒されるな~
などと 一人妄想してた。
子供たちが帰ってくるまでに25分ほど。
あ! 鍋や!
以前 何度か鍋で炊いたことがあったのであるが、
面倒
と感じ、 それから長い間鍋で炊いてなかった。
それからは再び炊飯器で炊いていた。
が! 今回 改めて 炊飯器よりかなり早く炊けるような気がした。
そして、 以前の面倒臭い気持ちがない!
味はどうか?
はっきり言って お米だけは贅沢をさせてもらっている (つもり) なので、
鍋で炊こうが、炊飯器で炊こうが味は変わらず美味しく炊けている。
別に 高級な鍋でなくていいのである。
私はガラスの蓋つきの普通のステンレスの鍋で炊いている。
蓋がガラスなので沸騰するところが見える、その瞬間に弱火にして後は15分。
蒸らしに10分ほど。
すると おいしいご飯が炊ける。
久しぶりに炊いたその日はやはり米を水につけておかずに即炊き出したので少々硬いような気がした。
でも いける。
この日を境に最近は鍋でご飯を炊くようになった。
最初に水につけておく時間も入れると結局は炊飯器と変わらないのかもしれないが、
鍋の底に残った少々硬いご飯は 多めの水を入れて、ええ出汁を入れて、醤油を数滴落として、
卵をおとすと
こりゃぁ~ なんとまぁ~ 美味しいおじやが。
鍋で炊くようになって新しい発見が。
おじやにしようと思って、鍋の底に残ったご飯をそのままにして多めの水を入れておく。
が! しばらくすると水分は見事になくなっている。
そう ご飯が吸っているのである。
そして 再び 水を足すが、これも数時間するとすっかりと吸いつくされている。
量がとっても増えたような気がする。
鍋の底のご飯。
鍋の掃除が大変と思いきや、偶然冷めるまで鍋をそのままにしておいたら
きれいにはがれるではないか。
おじやでもいいけど、少々硬めになっているお鍋の底のご飯、
これを塩だけでにぎったおにぎりも美味しいものである。
あ~ ワタシは本当にドイツにいるのだろうか?
と 思う日々である。