夫の実家の近くに農家をイメージしたカフェがあります。
息子さんか娘さんがケーキを作り、 お店を切り盛りしているのはそのご両親。
あまりの繁盛振りにもちろんお手伝いのウエイトレスさん数名もいます。
ドイツのケーキのわりには しつこくなく、さっぱりした味わいで
どのケーキを注文しても外れがありません。
おいしくて、ワタシは夫の実家へ行くのをいつも楽しみにしていました。
が、相次いで義両親を亡くし、 最近ではお墓参りのために年に一回から二回程度となりました。
そこで初めて出会った Gewittertorte (Gewitterは雷雨とか夕立の意味)
もちろん レシピなんて教えてもらえる訳がないので、ネットで調べてみた。
いろいろ作り方はあるようですが、 いくつか見てるうちに これが一番あの店のものに近いのでは?
と思うものを見つけ、それからは 時々自宅で作っています。
夫の同僚が第一アドベンツの日曜日に来てくれました。
以前 お宅によんでいただいて、なかなか我が家に来てもらう機会がなかったので、
ようやくお互いの都合がつき、来ていただくことになりました。
「なんのケーキ作ろう?」
と 一人 大きい声で つぶやいていたら
娘が 即答で
「Gewittertorte」
と、言ったので 即決定。
そんなに面倒じゃぁないけど、 26cm そう ドイツのあのデカイ型が 2個必要。
今でこそ、子供用サイズだとか、24cmなんていう小さめのサイズがドイツでも出始めているが、
以前は 26cmフォームでも 小さいほうだった。
普通のレシピは 直径28cm とかである。 我が家にも 28cmの型もあるし、
30cmの型もある。 なんて威張ってたら 夫の従兄の家には 直径32cmの型があることを知った。
デカイ。
材料を2等分にして両方の型に入れるが、分量としては1個分なので、
生地を伸ばして型いっぱいに広げるのが結構大変。
かなり薄くなるが、 ベーキングパウダーも入っているので、大丈夫
思いっきり固めのメレンゲをこの生地の上に乗せる。
卵白5個を使用、そしてなんと 砂糖
200g 使用
下のスポンジ生地にも約100gの砂糖が入っているので すでに 300gの砂糖を使用。
これ 糖尿病の人じゃなくても 食べるのは危険よね。
こうして 均等に分けたメレンゲを型いっぱいに伸ばして オーブンで約30分焼きます。
焼いている間 部屋中甘い香りがプンプン。
型から外して冷まします。
瓶詰めのさくらんぼがドイツでは普通に売られてます。 こちらのさくらんぼをどばーと一面に敷きます。
さきほど2枚焼いた残りを上から乗せて Gewittertorte の完成です。
こちら完成品。
やっぱり ドイツのケーキはどう見ても ボリュームたっぷりやね。
お客様の前で恥ずかしかったけど、 こんな感じ。
次回は マフィンの紹介を。
そう 玄関にもクリスマスクランツを作ってみました。
ウラからみたら ぎゃははは・・・・!
クランツの芯になっている 藁が見えますね。
まあ ここまで見る人はいないだろうってことでこのままにしてあります。
かわいい系が好きなオバハンやから
ついついこんなのを選んでします。
あ ポチっとお願いします。
by きんぎょっぴ