義母がすでに亡くなったことは 以前の記事で書かせていただきました。
彼女の職業は 背広を作る お針子さんだったのです。
主人の子供の頃の写真を見ると 彼女の手作りの服ばかりです。
ちょっとおめかしした時の ワイシャツも義母の手作りだったようです。
それはそれはすごい腕を持ってたらしく、後にVHS(市民学校)で
洋裁の教室を持つほどでした。
そこで教えていた 教え子さん達とは亡くなるまで交流があったのを
ワタシも知ってます。
そして 自分自身で 洋裁サロンも持っていたみたいです。
彼女の家を処分する際、膨大な生地が出てきました。
どうして いいものやら・・・・
少しは洋裁をしますが、 自分の服に使えるような 好みの生地は見つからないし、
長い間 しまってありました。
ところが 最近 お知り合いになったブロガーの みーまんさん(ブログはこちら→ ★ )
で あずま袋と籠バック という記事を読ませていただきました。
実は あずま袋という言葉をここではじめて知りました。
調べてみると
あずま袋 (リンク先 → ★ )
あずま袋は、ふろしきを2枚縫い合わせて袋状にしたものです。
日本では「風呂敷でものを包むこと」が主流でしたが、西洋の文化が浸透したことで「袋に入れて持ち歩く」ようにもなりました。
その「風呂敷」と「袋」の間で生まれたと考えられています。
検索してみると 本当に作り方は難しくありません。 (これも 検索するとすぐにみつかります)
袋好きのワタシにとっては 気になって、気になって しょうがありません。
”よし! 生地を買いに走るぞ!” と 思いはしましたが、
どこに売っているのやら・・・・。
カーテン生地はちょくちょく買いに行きますが、
袋に出来そうな生地ねぇ~・・・・・・。
でも、どうしても 早く作りたい! と言う気持ちが ふと ワタシの頭の中に
義母の残してくれた 生地を思い出させてくれたのです。
”よっしゃぁ~ あの生地 ちょっと見てみよう”
とにかく どんな風に出来上がるかわかんないけど、
やってみようということで 出来上がったのが この二つです
意外に 生地の柄が合っていて 素敵な袋ができたと 大変満足してます。
びっくりしたことに、 ネットで 販売されているのですね。
お値段も まちまちでした。
しんみりするつもりはありませんが、
生地がいつまでもしまったままでなく、下手ではありながら
なにかに使える袋を作ったのは
天国の義母も喜んでいるのではないだろうかと思っています。