1960年代の子どものころ、新潟県長岡市でヤマハ音楽教室に入会した時にもらったソノシートジャケット(?)の絵が藤城清治さんの影絵で、やはりとんがり帽子をかぶった男の子でした。ナレーションは中村メイコさんでしたね。

 

今朝のNHKテレビに、影絵作家 藤城清治さんが登場されていました。大正13年生まれ、戦争中17歳で海軍に入り、特攻隊の訓練を受けたけれど、90歳過ぎてからようやく戦争について、作品で語り始めたとのこと。今でも、カッターでもデザインナイフでもなく、安全カミソリで紙やセロハン紙を切っておられるのを見てびっくり。そして、作品は、私が子どもの頃知っている藤城清治さんの影絵に優って、さらに美しいです。

ご自宅の2階のアトリエに階段で登って行かれ、今なお製作を続ける藤城清治さん。これからも美しい作品を作り続けて欲しいです。