好きな料理教えて!

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

 
子どものころの食卓には、いつもアミの佃煮が載っていました。おいしいものの少なかった昭和30年代、ごはんの友にアミの佃煮。それから、60年代になって、各種ふりかけが流行しましたね。アニメのシールがおまけについているのりたまとか。80年代になって、「おとなのふりかけ」なんていうものも登場。
 
昭和30年代、都内でも、私の家の周辺では、セロリやレタスは見たことがありませんでした。40年代になると、新潟県でも手軽に入手できるようになり、長岡に暮らしていたころ、母は料理番組の影響か、よくサラダを作ってくれました。NHKで今日の料理の番組を作るとき、日本全国で材料が入手できるように配慮したそうです。確かに昭和50年代くらいまで、「きょうの料理」で、コチュジャンはもちろん、豆板醤も使われていなかったと思います。
 
今ちょっと、気に入っているのがトルコ料理。生涯でたった3回だけ海外旅行をした大正生まれの私の父が、「トルコの料理は良かった。旅行中ずっと体調が良かった。」と言っていました。それで、トルコ料理がどんなものか、たべてみたくて、昨年ツアーに参加。ホテルのバイキングの食事では、野菜が各種たっぷり。おいしかったです。トルコでは、お米は野菜のくくりで、肉料理のつけあわせ。ハンバーグの脇にピラフが載っているけれど、そのほかにパンがつきます。旅行中、広々とした農場をしばしば見かけましたが、農夫さんは遠くから車で通っているのか、まわりに民家が見当たらない場所もありました。最近気に入っているのは、トルコ風イワシのピラフ。三枚おろしのイワシ、一人あたり2匹分くらい使います。大久保のムスリムストリートに行けば、香辛料が各種手に入りますし、いろいろ珍しい食品も入手出来て楽しいです。グローバル化で日本の食卓が豊かになって、とにかくうれしいです。円安はちょっと困るけれど。
 
↑トルコのハンバーグ、「キョフテ」。キョフテ用のミックス香辛料も、今や日本で手に入ります。
 
↑このレストランはベルガマ(かつてのペルガモン)にありました。
 

 

 

 

 

 

↑イワシのピラフの作り方が載っています。日本のお米はジャポニカ米なので、この本の作り方ではちょっと無理。オーブンで焼かずに直火に14分かけて、火を止めます。大久保に行けば、インディカ米があるかもしれません。