金魚の見た目の評価と価値観 | 金魚専門店和の美 店長のブログ

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こんにちはー!

 

 

朝晩の気温差が出てきましたね〜♪

間も無く紅葉がやってくるかな??

埼玉だとあと半月くらいかな照れ

 

なう(古い?笑)は

 

 

 

 
 

 

こんな感じOK

 

楽しみーラブラブ

 

 

 

さて、今日はお店屋さんとお客さんの持つ

金魚の価値観の話を綴ってみようと思いますニコニコ

 

 

金魚の最大の魅力は

 

個性がある事です

 

 

1匹ずつ色の表現が違うところですねラブ

 

見た目が違うので

名前を付けて可愛がっちゃったり

魚なのにペット的な飼い方ができる所です飛び出すハート

 

 

ちなみに

熱帯魚でもペットフィッシュなるものはいます

基本的に単独飼いする品種の魚達ですネ

 

 

私も大好きです恋の矢

 

 

中でもアロワナやフラワーホーンは

めっちゃツボなんです♪

かっこいいし、可愛いしラブ

 

なんだけど、どうしてもですね…

混泳がかなり限られます

 

彼らは縄張り意識があるので当然なのですが

例えば2匹で飼って確実にうまくいくのか

と問われると

 

 

ペアならネ、、としか…無気力

しかも、相性がよければね…としか無気力

 

 

で、かなりの確率でうまくいくことが予想される

飼育方法っていうと

 

 

大量に突っ込んで

ターゲットを絞らせない事

 

とか

 

遊泳層を分ける

 

とかかな?

 

要するに底物とアロワナとプレコとか

 

一緒に暮らせますねラブ

 

 

で、私も好きなもんで1500のケースで色々やってみたんですけど

確実に100%どの個体の鰭の欠けもなかったか

と聞かれると

 

 

はいっっびっくりマークびっくりマークびっくりマーク

 

 

とは言い切れないかもゲッソリ

 

 

で、私結局海水と淡水色々やって

最終的に熱帯魚で行き着いたのが

 

 

ワイルドディスカス

 

 

であった。

 

 

1ケースに成魚15枚くらいで飼っていたのですが

 

 

彼らの魅力はやばい

 

 

どハマり!!!!!

 

 

で、最終的にどうなったのかというと

金魚とディスカスのレイアウトケース

が完成しましたドキドキ

 

 

全員めっちゃ気に入った子を入れたので

中身も見た目もこだわったケースのできあがりですラブラブ

 

画像が残ってなかったのが残念真顔

 

で、これ前から思っていたのですが

うちのお客様皆さんおっしゃるのが

 

最終到達地は

 

金魚である

 

とおっしゃっていること。

 

で、なぜかその前

かなりの確率の方がディスカスにハマっている事。

なんか皆さん私と同じような

順序を進んで最後金魚に辿り着いてるんですよね。笑

 

私結構頭の中ではまとまっていて…

 

 

お料理は玉子から始まり玉子で終わる

 

 

と言われるように

 

観賞魚は金魚から始まり金魚で終わるのかな

 

 

 

あの懐っこさみたいなのが似ているのかな?愛

 

 

で、ディスカス飼育の最大の欠点である

電気代がかからないと。

あの高水温の維持は冬場結構イタイんですよねオエー

 

あ、ここで1つ付け足しておきます。

ディスカスの適温での金魚飼育は

全然金魚の寿命には関係なかったです。

 

 

で、ここまで金魚やその他熱帯魚について

私の価値観を書いてみました。

 

 

そこでですね

本題に入ります

 

 

金魚の見た目の評価

 

 

価値観

 

題名の通りです。

 

 

ここがお店とお客様が一致すると

かなりスムーズな連携が取れます。

要するに、自分の良いと思う理想の魚と

店側の良いと思う理想の魚像が近いという事です。

 

 

今回は私が過去に仕入れた2匹の琉金について

私の個人的な評価を書いてみたいと思います。

 

 

⭐1

 

 

⭐ 2

 

 
 
 
すこーしだけ角度が違うので、
印象の受け方が違うと思います。
 
1の子の方が少し小ぶり
2の子の方が少し大きめかな
 
これね
同じ琉金なんですけど
好き嫌いがかなり分かれるタイプの魚だと思います
 
数年前の魚なんですけど
私相当マニアックなので
この魚の顔見ただけでどの生産者さんの魚か分かります
 
あまり専門用語書くとわかりづらいと思うので
ざっくりわかりやすい説明でいきたいと思います。
 
 
 
どっちか選びなさい!
 
 
って言われたら
 
 
結構迷いますけど
 
 
私は1の子を選びます
 
 
2の方が圧倒的な迫力がありますね。
ただ、この腹の出方や肩のボッコリ具合は
ちょっと外産の琉金を想わせます。
 
で、この緋の入り方もよく似た2匹なのですが、
この顔の表現は
「琉金」として評価した場合、圧倒的に1が勝ります。
 
で、これきっとどちらもメスです。
 
だから出来たら足して二で割るのがいいのかもしれないけれど
それは現実的でないので不可能です。笑
 
で。ですね、欠点を補う事は可能なんですけど、
色の調整(調色)はこの年齢になると基本的には
仕上がった色を基本にして仕上げます。
 
 
と、考えるとですよ
 
1の子の型を少しだけ調整かけてやれば
素晴らしい琉金の出来上がりなのではと思います。
この辺は管理で可能なので余裕です。
 
金魚の評価でどうしてもひっかかるのは
存在感や迫力なんですけど…
私が思うにですよ
ただでかけりゃいいってもんじゃないと思うんです。
要するに必要なのは
 
 
日本の琉金、その品種らしさだと思います。
 
 
と、書いている今の段階で
もう頭の中は100%1番の子に確定しました。笑
 
 
で、2番の子はですね
この子他の品種だったら素晴らしいのではと思うんです。
 
つまり、玉サバです。
 
この腹と顔の表現、背の出方
もちろん緋の入り方も理想的ですし。
しかも短尾だったら最強だと思う。
 
 
て、勝手な私の価値観で評価をしてみました。
 
みなさんはいかが思いますか?