6月のバルセロナ
みなさんこんにちは!染野屋グループ代表の8さんこと、小野 篤人です。
2ケぶりにバルセロナに戻ってきました!
6月のバルセロナはカラっとした夏でサイコーの気候です。
さっそくGM(ゼネラルマネージャー)のMasayaと打合せ。昨年損益分岐点を突破した染野屋バルセロナは更に売上を拡大していきます。
店のスタッフとも明日のバルセロナ日本祭りの準備を中心とした打合せが行われています。
染野屋バルセロナも3年目。アリバウ通りの本店も大分街に馴染んできたと感じます。
コミニュケーションは質より量
さて、今回は染野屋グループでとても大切にしているスタッフ間のコミュニケーションのあり方についてお話しします。
染野屋グループでは全スタッフが常に仕事から日常までの話を上司と相談し、一緒に解決できる場として「1on1 (ワンオンワン)」を毎月実施しています。この1on1では「主役は部下。上司が部下の話をしっかりと聞き入れる事」をテーマとして行っているコミュニケーションの場です。
染野屋グループは200名規模の組織体ですから、1on1の他に、社長・営業本部長による月1回の拠点訪問・1年に3-4回行われる社内イベントや飲み会などコミュニケーションの場を会社としても多く作っています。
立ち上げの時などは、みなさん車通勤の人が多いのもあって中々飲みニケーションを取る機会が無く、飲み会の参加率は高いのですが回数をほとんどこなす事が出来ず、毎年コミュニケーション不足を感じる事がありました。
そこで先人の成功者ある言葉を思い出しました。
「コミュニケーションは質よりも量やからね.....」
コミュニケーションを行うにはリラックスできる環境、例えば飲み会がいい。そうすると平日はみんな中々時間がとれないので、研修日の第一土曜にしようか、いやその月は〇〇××だから翌月がいい.... と、コミュニケーションの質にこだわっているうちは中々その場の提供すらできなくなってしまっていました。
それよりも「とにかく量を優先しよう!」となると、いますぐ気になる人に電話やメールは出来るし、そこでとった小さいコミュニケーションが次へ大きく発展していく。
まず染野屋グループでは、代表の私が月に行う1on1は、「副社長」「営業本部長」「工場長」「経理担当」「支店長その他拠点長 9名」「SV3名」山下ミツ「会長」「専務」「営業部長」「職人長」/ バルセロナ「GM」/ マレーシア「共同オーナー」「社長」と最低20人以上。多い人は週1でも行う。時間は30分から1h程度。またそれぞれがその部下と全員毎月最低15分以上の1on1を行い、それぞれの情報が交錯して問題解決や会社の方向性が見出されている仕組みである。その他にBBQ&キャンプや誕生日会・各種サークルやリコグニションパーティと催し物が季節イベントで発生する。
徹底的に「量」つまり「場数」に重点を置き、結果的に「質」も向上しているし、会社の方向性や哲学が統一されるとても貴重な時間となっている。
<バルセロナにて 小林GMの母親や家族一同集結で、明日からのバルセロナ祭りの主戦力で頑張っていただきます♪>
一緒に働いてるスタッフから話を聞く事は200人で動かしている組織体では「絶対に不可欠」な要素だとわたしは考えて自分のスケジュールを設定している。同時にみんなも社長の考えをしっかりと魂に刻んてくれているのもその毎回の参加意欲を見ればよくわかる。
よく取引先から「染野屋さんて何でそんな仲が良くてみんな協力的なんですか?」って嬉しい質問をされるけど、コミュニケーションの場は至ってこの様にシンプル。とくにお金や時間をかけて創意工夫した場を提供している訳でなく、事務所でコーヒー一杯あれば十分な場でこまめかつ定期的なコミュニケーションの場を作っているだけなんだよね。
でもこれこそが前回までに話した「完璧主義者は成功しない。場数主義者は成功する。」という哲学の裏付けにもなるひとつの特徴だとわたしは考える。
いまでは組織全員の誰がどういう課題と夢があり、教育と成長がどこまでなされているかを全部わたしは把握しているし、その彼/彼女にあった次のステップはこいういう事というのも把握しながら、家族を育てる気持ちで接している。
また幹部にも全員言っている事だが、教育の場において、「それは以前言ったでしょ」は無しにしている。何度も何度もその人ができるようになるまで、育つまでプロデュースするというのが染野屋グループの基本的な教育方針にしている。自分が出来るようになっていく過程では、決して1回で飲み込めたことなんてほとんど無いでしょ? だから何度でも何度でも怒らずに丁寧に教えていこうよ!って発想にみんな共感してくれてます。
バルセロナ日本祭り
さて、今年で3回目となるバルセロナ日本祭り。
毎年売り上げを更新してきましたが、今年は祭り自体が入場料を取る事になり、動員そのものがどうでるか心配でしたが、さほど大きな影響はなさそうです。
GMの家族や、茨城県の職員・ジェトロのスタッフまでお手伝いをして頂きお客様は長蛇の列。ひたすら店を開店させる有能な方々で2025年は結成されました!
2日間の売上は100万円を突破し、またもや前年度更新をやってのけたGM。
ここバルセロナでも染野屋グループの哲学は同じで、色々細かい事は考えすぎずにとにかく「突進する」、場数主義です。
そして彼らはその経験からどんどん新しく当たるアイディアを出して次の「突進」に着手していきます。
「人生ではやった後悔よりも、やらなかった後悔の方が圧倒的に多く悔しい」
半世紀生きて来て私が確信した哲学に賛同してくれる人々はやはり結果を出してくるし、なにせポジティヴなので楽しい。
それが染野屋ファミリーです!
それでは又ジェトロの撮影がお店であるとの事で出演要請が来てますので、お店に行ってきます!
Hasta pronto
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