作詞/ 加藤 恵、 作曲/ 大久保 治
この曲は 当時「シンプルラヴ」で売れてきた 大橋純子さんのイメージに近いかも知れない。
このバンドは8人編成という 大所帯バンドだったのだが、 主に音楽の傾向によって二つの組み合わせに
なっていた(変わったバンドである)
まずボーカリストが二人(女性)居て、 ベーシストも二人居るという変なバンドだったのである。
今までの音源を聴いていただければよく分かると思うのだが、 まずこの曲やタイトルの「ディナー シーズン」
と「電話は鳴らない」など、 リズムが強調されていたり、 アップテンポだったり ちょっとジャズっぽかったり
いかにも当時のニューミュージックっぽいサウンドの曲は 庵原組。
ボーカルが庵原理沙くんで ベースが当時ナルチョと親交があって ナルチョのフェンダープレべ(フレットレス)
を譲り受けて愛用していたももくんの組。
で 静かにしっとり歌う 典型的なポップ・バラード調のサウンドに 声質がピッタリの山上組で、リードボーカルが
「芝居」、「背のびをやめて」の山上 一美ちゃん と ベースが第1期エルフィンからのオリジナルメンバー
「帰れない旅」の猪石 家史くんの組なのだ。
そういうわけで 当然こういった曲は 庵原組の出番なのであるが レコーディングではもちろん 山上組も
コーラスやら パーカッションなどで参加している。
しかしこのころは音楽の事何も分かってなかったから 編曲も何も いい加減で 詰めが甘いというか
音楽理論的には 全くでたらめというか テキトーだったのがよく分かる。 全曲に言えるが 特にコーラスは
「みんなで適当に「あ~」とか「う~」とか好きに歌ってね」なんて信じられない事やってた。
この写真は高3の体育祭かなんかの時に何か盆踊りみたいな 「〇✖音頭」と言うのをこうした
浴衣を着て踊るのだが その時の写真である。 現在は共学になって 校舎も建て替えられて
当時の名残を残しているのは 有名な「銀杏並木」とグランドと体育館の位置くらいであるが、 この写真の
後ろに見えている視聴覚室も残った。