「WORKS」 E.L.&P. | ojigimajinの音楽大好き!

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ギター、ベース、キーボードを演奏し、作詩・作曲・編曲そして歌も歌います。 ネコ好きでアゲハ蝶の飼育が趣味です。

 

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エマーソン レイク &パーマー の2枚組 A面がキース・エマーソンのソロ、 B面がグレッグ・
レイクのソロ、 C面がカール・パーマーのソロ。 そしてD面が3人と言う構成になっている。

私がここで取り上げる理由は二つ。 A面すべてを1曲で使ったエマーソンの「ピアノ協奏曲1番」
とB面のグレッグ・レイクの歌につきる。

まずこの「ピアノ・コンチェルト」であるが、もちろん現代曲であるので、クラシックであるが 映画音楽の様なものでもなく、完全に古典的な作品でもない 3楽章からなるこのコンチェルトは
ジョン・メイヤー指揮によるロンドンフィルの演奏により クラシック好きの人にも充分聴けるものに
なっている。

オーケストレイションは エマーソンとメイヤーの二人がかりであるが、なかなか素晴らしい。
特にリズムがやはりストヴィンスキー以降の音楽である事を印象着ける。

ピアノは特にクラシックのピアノコンチェルトにあるような 技巧的な部分は少ないが エマーソンの
ファンであれば 嬉しくなってしまうような演奏ではある。 使用楽器はスタインウェイである。

次にグレッグ・レイクのB面であるが 2曲目の「セ・ラ・ヴィ」がなんと言っても最高である。
レイクの甘い歌声がこの様な切ない音楽に乗ってきたら いちころ である。
是非 ガールフレンドとロマンチックな夜を過ごしたいと思うならBGMはこれだ。
しかし他の曲ではちっともロマンチックにはなれないので この曲だけでやめておいた方がよいだろう。

このELPの「WORKS」には続編「2」が出ているが聴いていないのでなんとも言えない。大体
最初の方が良い事が多いので大金を払う勇気がないので、持ってる方はこのレコードに比べていかがなものか教えていただきたい。