「私は運がいい!」は、無理なポジティブ思考とは違う
「私は運がいい!」
この言葉を聞くと、「嫌なことが起きても、無理に前向きになれということ?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、私が考える陽転思考は、無理なポジティブ思考とはまったく違います。
例えば、大切な人との関係で傷ついたとします。
本当は悲しい。
悔しい。
腹が立っている。
それなのに、「大丈夫! 私は幸せ!」「すべてに感謝しなければ!」「これはきっと良い出来事だった!」
と、自分の本当の感情を無視して無理に前向きになろうとする。
これは、陽転思考ではありません。
なぜなら、自分の心が感じている痛みを置き去りにしているからです。
まずは「つらい」と認める
陽転思考で大切なのは、最初から前向きな言葉に置き換えることではありません。
悲しいときは、「私は今、悲しいんだな」
悔しいときは、「私は今、とても悔しいんだな」
腹が立つときは、「私は今、怒っているんだな」
まずは、自分の本当の感情を認めます。
感情を否定する必要はありません。
泣きたいときは泣いてもいい。
立ち止まりたいときは、立ち止まってもいい。
誰かの力を借りてもいい。
そして、少し心が落ち着いてから、
「では、私はこれからどうしよう?」
と考えればいいのです。
「私は運がいい!」は、現実を否定する言葉ではない
例えば、何か嫌な出来事が起きたとします。
無理なポジティブ思考では、
「これは良い出来事だ!」「嫌なことなんて起きていない!」と、現実まで否定してしまうことがあります。
しかし、陽転思考では違います。
「今回の出来事はつらかった」
まず、その現実を受け止める。
その上で、「でも、この出来事だけで私の人生が悪くなるとは限らない」「私は、これから良い方向へ進んでいくことができる」
と考える。
ここで、「私は運がいい!」という言葉が生きてきます。
これは、「嫌なことが起きていない」という意味ではありません。
嫌な出来事が起きても、自分の人生すべてを『不幸』だと決めつけないための言葉です。
無理なポジティブ思考と陽転思考の違い
【無理なポジティブ思考】
嫌なことが起きる
↓
「こんなことで落ち込んではダメ!」
↓
「前向きに考えなければ!」
↓
本当の感情を押し込める
【陽転思考】
嫌なことが起きる
↓
「つらい」「悲しい」と自分の感情を認める
↓
心を少し休ませる
↓
「では、これからどうしよう?」と考える
↓
未来へ向かって行動する
この違いは、とても大切です。
陽転思考とは、嫌な出来事をなかったことにする考え方ではありません。
また、悲しみを無理やり喜びに変えることでもありません。
現実と自分の感情を受け止めた上で、「このまま過去に縛られ続けるのではなく、これからどう生きていくか」
に意識を向けること。
それが、アシュラ健の考える陽転思考です。
「私は運がいい!」という言葉の本当の意味
私は、「私は運がいい!」という言葉を、
無理に自分を騙すための言葉だとは考えていません。
むしろ、「私は、これからも人生の中にある良い出来事やチャンスを見つけていく」
という、自分自身への宣言だと考えています。
嫌な出来事が起きても、「私は運が悪い人間だ」と決めつけない。
失敗しても、「どうせ私は何をやってもダメだ」と人生そのものを否定しない。
つらい経験をしたとしても、「私は運がいい。だから、きっとここからも前へ進める」と、自分の未来を信じてみる。
大切なのは、無理に笑うことではありません。
つらい現実を受け止めながらも、自分の未来まで暗いものだと決めつけないこと。
それが、
「私は運がいい!」
という言葉に込められた、陽転思考の考え方なのです。
あなたは運がいい‼️



