愛する人から愛されて、愛は成立する
〜辛い時に寄り添ってくれる人こそ、大切な人〜
アシュラ健です。
恋愛をしていると、「私はこの人を愛している」「この人とずっと一緒にいたい」そんな気持ちになることがあります。
誰かを本気で愛することは、とても素晴らしいことです。
でも、自分が愛しているだけで、二人の愛は成立するのでしょうか?
僕は、男女の愛にはもう一つ大切なものがあると思っています。
それは、「愛する人から愛されること」です。
一方通行の愛は、愛し合うこととは違う
自分がどれだけ相手を想っていても、相手が自分を想っていなければ、それは「自分が相手を愛している」という状態です。
もちろん、その気持ち自体が嘘というわけではありません。
でも、愛し合う関係にはなっていません。
「私はこんなに好きなんだから、きっと相手も同じはず」
そう思ってしまうこともあります。
しかし、相手の気持ちは相手にしか分かりません。
自分の願望を、「きっと相手もそう思っている」
と置き換えてしまえば、いつの間にか一方的な思い込みになってしまうこともあります。
だからこそ、自分の気持ちだけを見るのではなく、相手が自分にどう向き合ってくれているのかを見ることが大切です。
本当に愛されているかは、辛い時に分かる
では、「愛されている」とは、どういうことでしょうか。
- 楽しい時に一緒にいる。
- 笑っている時に優しくしてくれる。
それももちろん大切です。
でも僕は、本当に大切なのは、辛い時だと思っています。
人生には、落ち込む時があります。
不安になる時があります。
仕事や人間関係で疲れ切ることもあります。
何もしたくなくなることもあります。
ネガティブなことばかり考えてしまう時もあります。
そんな時に、「そんなこと考えるな」「ネガティブすぎる」突き放すのではなく、話を聞いてくれる。
そばにいてくれる。
無理に答えを出そうとせず、寄り添ってくれる。
そんな存在は、とても大きな支えになります。
人は誰でも、いつも強くいられるわけではありません。
- 落ち込んでいる自分。
- 自信をなくしている自分。
- 弱音を吐いている自分。
そんな弱い部分も見せられる。
そして、それを見ても大切にしてくれる。
そこには、「この人なら自分を見捨てない」
という安心感があります。
愛と依存は違う
ここで、もう一つ大切なことがあります。
それは、「愛」と「依存」を混同しないこと。
愛とは、「この人がいないと生きていけない」ということではありません。
自分の人生を自分で歩きながら、それでも、「この人と一緒にいたい」と思えることです。
一方、依存が強くなると、「この人がいないと不安」「離れられない」「自分を安心させるために、相手にいてほしい」という気持ちが中心になっていきます。
愛は、相手の存在を大切にするもの。
依存は、自分の不安を埋めるために相手を必要とするもの。
似ているようで、実は違います。
だからこそ、愛しているからといって、何でも我慢する必要はありません。
相手の問題をすべて背負う必要もありません。
お互いが自分の人生を大切にしながら、相手の気持ちや自由も尊重する。
その中で支え合える関係が、愛なのだと思います。
愛は一方通行ではなく、循環する
愛は、一人が与え続けるものではありません。
- 自分が愛する。
- 相手からも愛される。
- 自分も相手を大切にする。
- 相手も自分を大切にする。
その循環の中で、二人の愛は育っていきます。
だから、「私はこの人をどれだけ愛しているか」
だけではなく、「この人は、私をどれだけ大切にしてくれているか」も見てほしいのです。
そして、「私も、この人が辛い時に寄り添えるだろうか」と考えてみてください。
愛されることだけを求めるのではなく、自分も相手に愛を返す。
それが「愛し合う」ということなのではないでしょうか。
本当の愛とは
本当の愛は、楽しい時だけ一緒にいることではありません。
辛い時にも、不安な時にも、弱っている時にも、お互いを思いやれること。
相手を自分の思い通りにするのではなく、相手の気持ちを尊重すること。
そして、自分も相手から大切にされていると感じられること。
もし今、「私はこの人を愛しているのに、なぜこんなに苦しいんだろう?」
と思っているなら、一度、自分に問いかけてみてください。
「私は、この人からも愛されているだろうか?」
「私が辛い時、この人は寄り添ってくれるだろうか?」
「これは愛なのか、それとも依存なのか?」
その答えから目をそらさず、自分の心を見つめてみてください。
愛する気持ちは、一人でも持つことができます。
でも、愛し合う関係は、一人では作れません。
愛する人から愛され、お互いに寄り添い、お互いを大切にする。















