人が何人も集まる場所では、なぜかどこでも誰か1人の人に対しての非難・批判で盛り上がったり、仲間はずれやいじめが起こったりします。
誰もが不快なこと、避けたいことだと思っているのに、どうして同じようなことが起こってしまうのでしょう。
簡単に説明するとと、集団極性化といい、人が集団になったときに一般的には危険な方向へシフトしてしまうことです。
集団で一人の人間をいじめ、追い込んでしまう。
こんな卑劣な行為を集団で行われれば、恐怖で集団に入れず孤立してしまい、悪くもないのに自己批判をしてしまうのです。
いじめからの脱却にはまず「自分はどうせダメな人間と決して思わない事」「いじめられる自分が悪いと思わない事」そして相手のペースに巻き込まれない為に「距離を置く事」です。
次は勝てるチャンスを入念に見計らって喧嘩の勝負(大人の世界では理屈の上の勝負)に出る事です。
いじめている相手は順位確認の為にそうやっているのだから、一度でも逆転すれば関係が劇的に変わるはずです。
とにかく最初からダメな人間などいないし、生まれながらにしていじめられる運命にある人間もいない。
いじめ社会こそがダメ人間を作り上げているのです。