【十三仏巡①おおさか霊場満願】

人は亡くなると、生前の行いに対して裁判を受けるといいますが。
しかしその裁判官は迷う死者を涅槃まで送り導いて下さる仏様の姿でもあるのだそうです。

2年前に母がなくなった時、お寺のご住職がメールを下さいました。

初七日、ふた七日、、三十五日、四十九日、、一周忌、、三回忌。(、、三十三回忌まで続きます)

「今はこの仏様がお母さんを導いてくださってるんですよ」
と節目ごとに教えてくださいました。

千々に乱れそうになる氣持ちを支えて頂き、感謝する。
そのことでひと区切り、ひと区切りを乗り越えることができました。

十三の守護仏にはそれぞれ担当期間と役割があります。

【初七日まで 不動明王】

 死んだばかりの者はまだ自分の状態が把握できておらずまた三途の川の渡り方も無知であるがゆえに、
お不動様がその憤怒の姿で現れて、自分がもう死んだのだとまず自覚させるところから始まるそうです。
生前の未練を剣で断ち切り、迦楼羅の焰で不浄を焼き払い、浄土への後押しをして下さるそうです。

お不動様は強面ですが実は大日如来さんの化身です。
怒りを持ってしてでも、迷える死者を力強くでも救済してやるという覚悟のお顔なんです。お優しいんです〜。(*˘︶˘*).。.:*♡

続きます。。