(あの三人がこの業界でまだ・・・現役とは・・・・)
けんは回想した。
・・・数年前。
『そろそろ 正統後継者を決める日も近い。今日はお前たちに店長の仕事について問いてみたい』
りゅうけん は そういうと 60過ぎの常連の男性を けんと背の高い兄弟子の前に 連れてきた。
まずは けん。けんは常連の男性の顔を見つめ 頭に手を置いた。常連は大人しくパチンコを打ち始めた。
一方、背の高い兄弟子を見ると常連の男子は 兄弟子につかみかかった。
『おい!おまえ いい加減にしろ。なんだ!この釘は!』
『どりゃっ!北斗けつの毛が皆無拳!おまえはもうスッカラカン!』
『ひ、でぶ・・・・』
常連の財布はパンクした。
『おい!りゅうけん。俺が店長にふさわしいことは明白だ!けんは無視されていただろう』
りゅうけんは心の中でこう思った。
(いや・・・・おそるべきはけんしろう。常連は彼の前ではおとなしく負けを覚悟し遊技をした。一方、一番弟子の前では 常連が怒り狂った。私は恐ろしい男を店長にするところだった・・・)
『一番弟子のそなたに聞こう。うぬはそのハンマーの技術を何に使う?』
兄弟子は天井を指さしてこういった。
『金!利益を取りまくっておお金持ちを目指す!』
『そんなことは常連が許さぬぞ!』
『ならば、常連とも戦うまで』
兄弟子はそう言い残して去って行った。
けんは回想を続けた。もう一人の兄弟子は 『奇跡の海』を作った男、そう トキだった。 続く