自立課題学習のこととか1時限45分机の前に座り続けることとか | kingstone page(旧)

自立課題学習のこととか1時限45分机の前に座り続けることとか

 Twitterで教材作りの話をしていて思い出したことなど。

 私のブログには自立課題学習の話がいっぱい出てきます。私のやっていることを「読んで」「kingstoneさんのは全部自立課題学習」という感想を述べられた方もいます。まあ私はどの場面でも「腕を引っ張る」「体を押す」「つきっぱなしで音声言語で指示」などはやめて「ひとりでできる」を目指していたのは確かです。ただ私が「自立課題学習」と書いた場合は「机の前に座ってする」「作業とかお勉強」の狭義の方ですね。

 もちろんすごく力を入れていました。準備には結構時間もかかっていたし。あ、準備万端ってわけでもなく、即興で教材をその場で作ることもありました。

クラスの風景 教材をその場で作る

 でも誤解されたらよくないなあ、と思うのは児童・生徒がやってる直接やってる時間は結構短かったです。特別支援学校で45分中半分から2/3くらいかな。残りの時間は休憩スペースでそれぞれが思い思いに自分の好きなことをやってました。(鉄道ジャーナル読んだり、CDプレイヤーをイヤホンで聞いたり)

 特別支援学級時代の自閉症のお子さんだと、さらに短くて(これはそれまであれこれ取り組まれていなかったせいもある)45分中5分~10分くらい。あとは休憩スペースでいろいろやってました。

 授業参観でもその様子をお見せしました。保護者はこの点に関しては納得して下さっていたようです。

 でもって他のことをやってる校時(時間割)も結構多かったですから。

 これらは、もうお子さんによって様々だと思います。45分ずっとできるお子さんもいるかもしれない。私がつきあってきた中ではいませんでしたが。

 でも特別支援学級時代の自閉症のお子さんは私が行くまでは「交流」と称して通常学級のわからない授業に手だてなく入れられ「立ち歩く」「友達の筆箱をわざと落としに行く」とかが「問題行動」とされていましたが。「友達の筆箱をわざと落としに行く」のは友達が反応してくれるし、教師も関わってくれるし、それがそのお子さんにとって「よくわかる」ことだったからですね。

 また音声言語のよくわかる非自閉症のお子さんでもこんな例がありました。このお子さんはわかる課題なら45分どころか90分ぶっ続けでもできます。

ぼくはここで勉強する

 なぜこんなエントリーを書き出したかというと、Twitter上で教材作りに関するやりとりをしたのと、下のような発言を見つけてしまったため。

 ある方が地元の学校の特別支援学級の説明会に行った。そこで担当者(ってことは特別支援学級担任だろうなあ・・・特別支援教育コーディネーターがしたという可能性もあるけど)で、特別支援学級入学以前に以下のことができるように、というお話だったそうです。ちなみに印刷物で配られたのではなく「メモを取るように」言われたとか。

7か条:

1.通学班で登下校
2.45分座ってられる
3.一人でトイレ
4.指示理解
5.身辺自立
6.コミュニケーション
7.友達と遊べる

 あの~、これができるなら特別支援学級いりませんから。障害の無い1年生でも無理な子いますから。

 まったく何を考えているんだか。

 この先生には多くの研修が必要です。