哲学を語る人間が組織を作るためには必要だ 山口絵理子さんのブログより | kingstone page(旧)

哲学を語る人間が組織を作るためには必要だ 山口絵理子さんのブログより

 ブログテーマは「本・記事・番組など」かなーと思いつつ、やはり「特別支援教育」かなと。

 山口絵理子さんのブログエントリーより

一言。

 マザーハウス(バッグ制作販売)のバングラディッシュ工場マトリゴールでの風景。

 出てくるのはモルシェドさん。
 サンプルマスター
 鞄製造工場での勤務歴12年。
 マザーハウスのバッグ開発を支えるサンプル制作を担当するサンプル職人。

 彼は工場の工員の人たちにいっぱいお金を貸しているそう。高利貸しで儲けてるってんじゃなく、生活の助けみたい。例えばこんなことをしている人だから。

「モルシェドはマトリゴールで働く前から、数人の少年たちにご飯や生活費をだしながら、自分の技術を教え続けていた。
 それで生きる術になると思ったからってサラっていうモルシェドを私は心から尊敬している。」

「マトリゴールに彼がいなかったら、今のマトリゴールはない。
 これは絶対的な真実である。
 なぜなら哲学を語る人間が組織を作るためには必要だからだ。
 そんなことを彼は意図せず実践しているのだ。」

 哲学・・・理念と言ってもいいのじゃないかな。もちろん技術があってのことですが。

 モルシェドさんの場合はバッグ作りの技術があるから。

「『今日はお給料日だけどほんとにマダム、お金の為に働いていたら僕は他の工場に行ってるよ』って
言う。
『お金以上に得られるものがこの工場にはあるんだから』って。
そんな予期せぬベストタイミングな発言に、デザインのプレッシャーと経営の問題に挟まれ、すごく疲れ切っていたこともあってか、涙が出るのをこらえていた。」

 もちろんお金も大事。でもそれ以外にも大事なものがあるんですよね。

「あぁ、この人の為ならもうちょいやってみるか」

 ですよねえ。