と思いつつ、まったく筆(キーボード)が進まぬ日々……。
まぁ、いつもお付き合い戴いてるブロガーさんを見渡してみると、更新レスなのはどうやらわたし1人ではないようなのでちょっと後ろめたい安心をしてたりもするのですが、ホントにどうしたことなのでしょう。別にリアルで落ち込んでモチベーションがあがらない理由があるわけでなく、時期的にも忙しくもなんともないので時間もあるのですが。
何かの呪いか……?(← そんなわけねぇだろ)
そんなわけで、ということもないのですが、なんとかモチベーションを揺り起こそうと「さよなら、愛しい人」を少しお休みして、わたしの創作のバイブルのひとつである「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」なんぞを読んでみたりしてます。
村上春樹、河合隼雄に会いにいく (新潮文庫)/河合 隼雄
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51QGBH45RKL._SL160_.jpg)
これは村上氏と箱庭療法の第一人者である精神科医・河合氏の対談なのですが、何といいますか、非常にサジェスチョン(示唆)に富んだ内容で、物語というものについて考えさせられる一冊です。
書いてあることは創作指南でもなんでもないのでこれを読んだから小説が書けるというわけではありませんが(笑)、まぁ、面白いですよ。
(ただ、残念なことに河合氏は2007年にお亡くなりになっているそうです。対談の軸になっているのは当時3部作が完結したばかりの「ねじまき鳥クロニクル」なのですが、存命で今度の「1Q84」をお読みになっていたらどんな感想をもたれたのでしょうね……?)