ひとりたび | 『Go ahead,Make my day ! 』

『Go ahead,Make my day ! 』

【オリジナルのハードボイルド小説(?)と創作に関する無駄口。ときどき音楽についても】

ティモシー・ダルトン(Living daylights)
(画像は記事とまったく関係がありません)
 
に行きたいという話を以前にここでも書いたことがあるのですが。
 
予算は何とか確保していたのですが、なかなか休みが取れなくて(最低でも2泊したいので連休が必要)まったく目処が立たずにいたのですよね~。しかも祭日がらみの連休だとホテルの料金が高いし。
 
しかし、8月から10月までの業務カレンダーを眺めてみても、平日で連休が取れそうなところがどこにも見当たりません。ウチの会社にはリフレッシュ休暇というやつがあって、何事もなければ5連休(去年は恵方巻の直前だったせいで会社と得意先から電話かかりまくり……)がとれるのですが、それもまだ先の話ですし。
ということで、思い切ってお盆休みに出かけることにしました。
 
例によって行先は福岡なんですが。
 
まあ、お盆休みだって2日(!)しかないのですが、得意先にいちいち連休をとるのを知らせて「え~、ちょっと本気ですか!?」と言われるよりは遥かにマシですしね。休み自体には理解を得られてますし。(← どんだけ休みに無理解な業界なんだって話)
 
旅行の目的は何といっても一人で出かけること。そして、現在連載中の「Left Alone」のための最後の取材を敢行することです。
まあ、いつもだってヨメと二人で出かけても別行動をとるので一人旅みたいなもの(東区取材のときはほぼ1日別行動……)なのですが、それでも食事のときやらホテルへ戻るときなど、まったく相手を気にしないわけにもいかないわけで。
しかし、今回はおよそ2日の滞在期間中、そういうことを一切気にせずに街を歩いてみたいのです。
 
それともう一つの目的がちょっとお高めのホテルに泊まること。しかも連泊で。
これはやはりゴールデンウィークにシーホークホテルに泊まってしまったことが原因ですね~。今まではとにかく安宿に泊まって、その分を遊びや美味しいものに回すといういかにも若者的(笑)な旅行感覚でいたのですが――
 
やはり、一流ホテルというのは良いものです。すっかり味をしめてしまいました。
 
今回のお宿は当初の計画通り、中央区春吉にあるホテル・イル・パラッツォです。天神のほぼど真ん中にあって交通の便もいいし、何といっても雰囲気が抜群です。近隣がすぐラブホテル街というロケーションだけはどうにも戴けませんが。
(ちなみに「Left Alone」の冒頭、村上が真奈を食事に誘うシーンの舞台はこのホテルのメイン・ダイニングです。執筆当時は「リストランテ・イル・パラッツォ」という店名で、それなのに出てくるのがカジュアル・フレンチなことを真奈が揶揄してますが、いつの間にか「I.P.ビストロモダン」に名前が変わってますね……)
12日(仕事)の夕方から出発してチェックイン、そのまま2泊して14日に帰ってくるというなかなかの強行軍ですが、平日ということでホテルの料金も2泊しても土日祭日がらみの1泊分プラスアルファに収まりました。しかも朝食付きで(笑)
 
今回はネタバレ防止のために取材旅行記はやりませんが(ああ、そういえば前回の旅行記も2日目を書いてない……)写真はたくさん撮ってくるので、それらはまた創作以外の記事の中で順次アップする予定です。
 
とりあえず、当日まで無駄遣いを抑えないとな……。(じっと財布を見つめる)

―――――――――――――――
画像は村上が「ジェームズ・ボンドのイメージに一番近い」と評するティモシー・ダルトン。「The most dangerous Bond.(最も危険なボンド)」のコピーがステキです。本当は「消されたライセンス」のパッケージを貼ろうかと思ったんですが、こっちのほうがカッコイイので(笑)
以前の記事で6代目ダニエル・クレイグの金髪のボンドも悪くないと申したことがありますが、この人を見るとやはりボンドは黒髪だよなあと思いますね。
「鋭すぎる」とか「冷酷に見える」などの理由でわずか2作の出演に留まったダルトンですが、村上氏ならずとも「リアル・ジェームズ・ボンド」をもっと見たかったなと思います。5代目ブロスナンがいかにもな感じの優男なので余計にね……。

 
ピアース・ブロスナン(Golden eye)