『Thriller』(Michael Jackson/1983年) | 『Go ahead,Make my day ! 』

『Go ahead,Make my day ! 』

【オリジナルのハードボイルド小説(?)と創作に関する無駄口。ときどき音楽についても】

  

 
何ゆえに今、この曲なのかと問われると、ちょっと答えに詰まるのですが。
人間、疲れてくるとどうでもいいことに逃避したくなるもので、わたしの場合、逃避した先が『Thriller』だったというわけです。ひょっとしたら時々お邪魔する某官能小説サイトに(なぜか)貼られてたこれ(別窓でYoutubeが開きます)を見たせいかもしれません。
 
しかしまあ、今見ても充分に鑑賞に耐えるPVのクオリティといい、当時の話題を総なめにしたダンスや歌といい、やっぱりマイケル・ジャクソンは超一流のエンターテイナーだと再認識させられますよね~。
 
この人が、今やゴシップのネタにしかならないというのも寂しい話ですが……。

It's Close To Midnight
And Something Evil's Lurking In The Dark
(もうすぐ真夜中になる、邪悪な何かが闇の中に潜んでいる)
Under The Moonlight
You See A Sight That Almost Stops Your Heart
(月明かりの下、君は心臓が止まりそうな光景を目にする)
You Try To Scream
But Terror Takes The Sound Before You Make It
(君は叫ぼうとするが、恐怖が君の喉を締めつける)
You Start To Freeze
As Horror Looks You Right Between The Eyes,
(君は動けなくなる、化け物が君の瞳を見つめるのと共に)
You're Paralyzed
(君は動けない)

You Hear The Door Slam
And Realize There's Nowhere Left To Run
(君はドアを叩きつける音を聞く、そして、どこにも逃げられないことに気づく)
You Feel The Cold Hand
And Wonder If You'll Ever See The Sun
(君は冷たい手を感じる、そして、もう一度太陽を見ることができるかと考える)
You Close Your Eyes
And Hope That This Is Just Imagination
(君は眼を閉じる、そして、全てが想像の出来事だったらいいのにと願う)
But All The While
You Hear The Creature Creepin' Up Behind
(だけど、その間にも化物が背後に忍び寄る音が聞こえる)
You're Out Of Time
(時間切れだ)

They're Out To Get You,
There's Demons Closing In On Every Side
(奴らは君を狙ってる、悪魔たちがあらゆるところから迫ってくる)
They Will Possess You
Unless You Change The Number On Your Dial
(奴らは君を手に入れようとする、君が電話番号を変えない限り)
Now Is The Time
For You And I To Cuddle Close Together
(時は今だ、君と僕が抱きしめ合うのは)
All Thru The Night
I'll Save You From The Terror On The Screen,
(夜通し、スクリーンの中の恐怖から僕が救ってあげる)
I'll Make You See
(見せてあげるよ)
 
'Cause This Is Thriller, Thriller Night
(だって、これはスリラー、スリラー・ナイトさ)
And No One's Gonna Save You
From The Beast About to Strike
(そして、今にも襲いかかる獣から、誰も君を助けてはくれない)
You Know It's Thriller, Thriller Night
(スリラーだって知ってるだろ、スリラー・ナイトさ)
You're Fighting For Your Life Inside A Killer, Thriller
(君は殺人鬼たちの間で命がけで闘ってるのさ)

Thriller, Thriller Night
(スリラー、スリラー・ナイトさ)
'Cause I Can Thrill You
More Than Any Ghoul Would Dare To Try
(だって、僕はどんな死鬼がやるよりも君を怖がらせる事が出来る)
Thriller, Thriller Night
(スリラー、スリラー・ナイトさ)
So Let Me Hold You Tight
And Share A Killer, Diller, Chiller
(だから君をきつく抱き締めさせてくれ、分け合おう、殺人鬼も、怪奇も、恐怖も)
Thriller Here Tonight
(今夜はスリラー・ナイトさ)

'Cause This is Thriller, Thriller Night
(だってこれはスリラー、スリラー・ナイトさ)
Girl, I Can Thrill You
More Than Any Ghoul Would Dare To Try
(僕はどんな死鬼がやるよりも君を怖がらせる事が出来る)
Thriller, Thriller Night
(スリラー、スリラー・ナイトさ)
So Let Me Hold You Tight
And Share A Killer, Diller...
(だから君をきつく抱き締めさせてくれ、分け合おう、殺人鬼も、怪奇も…)


 
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どうでもいいですが、マイケルの曲のパロディで一世を風靡した人がいるのをご存知でしょうか?
アル・ヤンコビック("Weird Al"Yankovic)といって、アメリカでは有名なパロディソングの大家なんだとか。日本では「今夜はイート・イット(原曲はマイケルの「Beat it」)」で有名です。
ちなみに「ジョジョの奇妙な冒険」の第3部”スターダスト・クルセイダース”のラスト、ディオから抜き取った血液で復活したジョセフ・ジョースター(祖父)が正気かどうかを確かめるのに空条承太郎(孫)がこの人のクイズをだして、正解したジョセフに向かって「こんなくだらないことを知ってるのはジジイに違いない」と吐き捨てるシーンがあります。
つまりはまあ、そういう扱いの人ってことで。(笑)


で、こっちがご本家。いやあ、パロディもここまで徹底してるとステキですね(笑)