最近では、傷跡が目立ちにくいFUE植毛を
選ぶ方が多いようですが、FUT植毛も
まだまだ根強い人気があるようです。
FUT植毛ドナー跡のカモフラージュにご来店される方は
たくさんいらっしゃいますが、
今回の例は、長さが短めの傷。
幅は平均的くらい。
傷部分の皮膚の状態は良好なので
高いカモフラージュ感が期待できそうです。
結論からお見せしますと、下のお写真の通り
2回のトリートメントで
全方位カモフラージュできました。
FUTのカモフラージュの難しさは
斜め横からの角度からのキズ隠しが難しい点です。
傷に対してのSMP（ヘアタトゥー）を希望される方は
低くて50％、高くて80％くらいのカバーを
期待していただくくらいがいいかもしれません。
今回のパターンは、90％以上カバーが出来た仕上がり。
皆様は写真をみてどう感じますか？
真後ろからの比較
《おまけ》
1回のトリートメントだけだと
どこまでカモフラージュできるのか？
という疑問がわくとおもうのですが、下の写真の通りです。
うっすら傷がまだ浮かび上がって見えます。
元々の傷を見たことがない人であれば気が付かないかもしれませんが、
傷がどこにあったかわかっているご本人には
1回目のカバー度合いでは満足できないのではないかなとおもいます。
施術者側の私も、この状態では満足はしません。
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