昨年末よりぼちぼちと施術をしていたＷ氏の頭が一応完成したので
アップしときます。
フロントラインの復元から頭頂部、そして後頭部にかけて
ほぼ全頭をカバーする作業になりました。
例によって下地作りの後
徐々に密度を増やし色も濃い色を使用
このあたりまでくると大分色が定着してきて昔の面影は無くなりますね。
1か月位してから色落ち箇所などをカバーしながらフロントラインを
２～３ミリ下げました。
でまた1か月半後の昨日にメンテを兼ねた最終仕上げ
更に濃い色で調整し、フロントラインを少しボカシて完成。
近所にお住まいなんでいつでも施術が出来るという気楽さもあって4か月と結構
ゆっくりめの施術期間となりました。
また当初は徐々に濃くという希望もあったので施術の合間を長く取ったこともあります。
この上の2枚を見比べたら激変しているのは誰が見ても明らかなんですが
彼のご家族、特に奥さんも全く気付いていないとのこと。また会社の人たちもどうも
気づいた人は誰も居ないということなんです。
あれっ！とかと思わないんですかね・・・
徐々に濃くしていくので余計にわかんないのですかね。
初回の施術が終わって次回来て頂いたときに必ずそういう話になって「誰か気づいた？」って
話になるのですが「それが誰も・・なんですよね」の繰り返しでとうとうこの段階まできてしまいました。
もうここまできたら彼の昔の髪の毛が無かったころのイメージなんか誰も忘れ去っている筈ですからますます気付かないのでしょうね。
彼の場合だけでなく他にもそういうクライアントさんは何人かいました。
彼女が全く気付かない、会社の仲間が誰も気付いてないとか。
人間の目や記憶って不思議です。