桃太郎少年合唱団・第５４回定期演奏会☆えんそく組曲など

お待たせしました、１１月２３日に行われた

桃太郎少年合唱団・第５４回定期演奏会のレポです☆

去年は岡山シンフォニーホールを使っていましたが、今回は岡山市立市民文化ホール。この会場を使うのはとても久しぶりなのだそうです。

【プログラム】

・桃太郎少年合唱団・団歌

１、僕たちの愛唱歌

・ゆかいに歩けば

・ビリーブ

・夢の世界を

・ひろい世界へ

・流浪の民

２、児童合唱と管弦楽のための組曲＜えんそく＞

・光る、歩く時の歌、おべんとう、城跡、山の上の合唱、家路

３、桃太郎が歌う　日本の四季の歌

・早春賦

・われは海の子

・里の秋

・赤とんぼ

・冬景色

４、ア・カペラアンサンブル＆John Rutterを歌おう～ＯＢと共に～

・Ave Maria Stella

・In dulci Jubilo

・Ninas Brudmarsch

・うたをうたうとき

・Tomorrow shall be my dancing day

・GOD BE IN MY HEAD

・Christmas Lullaby

・All thing bright and beautiful

・I will sing with the spirit

アンコール曲「さようならみなさま」

～～～～～～～～～～～～

団歌のあとの第１ステージでは桃太郎少年合唱団が昔から歌い継いできたお馴染みの曲を歌ってくれました。ビリーブ、夢の世界を、ひろい世界へ。希望あふれるすばらしい曲たちは今の子供たちが歌うからこそより輝きを増します。丁寧な発声で歌ってくれました。

流浪の民では何人かソロもありました。

第２ステージの「えんそく」組曲はみんな遠足に行く格好に着替えて歌いました。帽子をかぶったりリュックサックも背負っていて色とりどりです。

１９７０年に発表された曲だそうですが、曲の途中で「気をつけ！」「前へならえ！」などの掛け声があったり"やまびこ"の演出や振り付けもたくさんあってとても面白かったです^^ゆっくり歩くときのみんなの仕草はアドリブなんですね。

去年の定期演奏会ではキュイジーヌという合唱組曲を歌ってくれて、振り付けが激カワだったのを覚えています。どの日本の少年合唱団もそうですが毎年趣向を変えていろんな曲に挑んでいるのでまた次の年も行きたくなるんですよね♫

第３ステージは日本の四季の歌。特に赤とんぼのハーモニーが美しかったです。

第４ステージのまず前半はアカペラアンサンブル。去年は中学生以上のメンバーだけだったと思いますが、今年は有志の小学生も参加してくれたんですよ！アンサンブルは難しいですがこうして声変わり前から音程を鍛えられるのはとてもいいことですね(^^)ちっちゃい子も一緒に歌っていて可愛い♫

僕、いつものように最前列で聴いていたので何曲か小学生ボーイの歌声がちゃんと聴こえてきたのもよかった！アンサンブルの醍醐味かなと。

どれも美しかったですがIn dulci Jubiloなどクリスマスソングが聴けたのが嬉しかったです。Tomorrow shall be～はOBの方がパワフルな歌声を披露していてブラボーでした^^

第４ステージ後半の４曲はすべてジョン・ラター作曲。桃太郎さんは毎年ラターの曲を歌っていて、もう彼らの十八番と言ってもいいでしょう。特に今年はソプラノが強くなったような！小学３・４年生の子たちの声量が増したような気がします。何人か口の開け方が良い子もいるので今後がますます楽しみですね。低音を受け持つOBも加わって迫力が増していました。

４曲の中で特に気に入ったのは「Christmas Lullaby」という曲。Ave Maria Ave Maria～と何度も繰り返される歌詞を小さな少年たちが可愛らしいソプラノヴォイスで歌っていて、一瞬ここは天国かと疑ってしまいました。クリスマスはもう近いですね。

少年合唱の動画が見当たらないので児童合唱団の動画をお借りしましょう