気候と食
日本で「フランスのもの」
として知られているものは
大抵何を食べても
日本で食べるより美味しいです。
例えばバゲットのサンドウィッチ
巨大で一見食べ飽きそうでも
具沢山で軽くてサクサクで
ペロッと行けます。
チーズも日本で食べるよりも
癖が弱いように感じて
日本じゃ食べないような種類でも
平気で食べられます。
キッシュもパテも
無骨で巨大なケーキも
色とりどりのマカロンも
何かが日本と違います。
「この味を日本でも食べたい!」
そう思うたくさんのツーリストが
お土産として日本に持ち帰ります。
しかしそれは不可能というもの。
フランスは日本より乾燥していて
気温も低い。
フランスに比べ高温多湿な日本では
同じ材料で同じものを作っても
決して同じクオリティには
ならないそうです。
食文化と気候は
密接に関係しているようです。
特に湿気はとても重要と
言えるのではないでしょうか。
上記のものを日本に持ち帰っても
スーツケースを開ける頃には
冬でさえ状態が豹変しているとか。
「もともとお土産用に作られた商品」
は別として
そこで食べられるように作られた
パンもチョコレートやチーズも
異なる気候に触れると
別なものに変化するそうです。
「最高に美味しかったから」
という理由でお土産にあげたりすると
首を傾げられることは
よくある話だそうです。
「なるほど」と思ったのが
「PAUL」という日本にもある
ブランジェリーのチェーン店。
商品のラインナップもイメージも
日本とは少し違います。
日本では高級路線で
品の良いイメージですが、
フランス店は
「ボリューミーでジューシー」な
サンドウィッチが中心の大衆店。
マカロンやケーキもあります。
価格帯は日本と同じくらいですが、
フランスの方がボリュームがあるので
かなり安く感じます。
特にサンドウィッチは
全く違うものが売られています。
言葉で説明するのは難しいのですが、
日本のものは
「湿気てもクオリティが落ちない」
ということが前提で
作られているようです。
とにかく食感や軽さが全く違います。
日本は日本で美味しいのですが、
やっぱり本場で食べるものは格別です。