(洋画) ロマンティックじゃない? | ゲイが語る映画の感想とクローズドゲイの日常

ゲイが語る映画の感想とクローズドゲイの日常

映画の感想が主ですが、たまにゲイアプリでの出会い報告もやってます。その時は(ゲイ話題)と書きますので、ゲイに対して理解のない人には、そっとページを閉じてくださいね。



ラブコメが好きだったけど、現実を母に教えられ、嫌いになってしまった女性。



何もかもがうまくいかないそんな時に地下鉄の駅でひったくりと格闘の上、頭を強打してしまう。



目覚めた世界は、なんと「ラブコメ」そのもの。皆んなが自分を愛してくれ、NYはラベンダーの香り。部屋は超おしゃれになっていて、隣人にはゲイの友達。



ふとした事でイケメンの彼氏も獲得し、順風満帆なラブコメな生活が始まったのに何か引っかかるものがあった。本当の愛って? 




ラブコメ全否定の彼女がラブコメ王道な行動に出る事で気がつく自分の価値という所が斬新なアイデアだと思いました。


それまで親友だったジョシュが実は相思相愛だったのに美人な彼女と付き合うようになって結婚式を挙げているところに乗り込んで掠奪しよう思いきや、そこで足りなかった自分への愛に気がつくんです。



相手を不幸せにするという方向性じゃないのがラブコメぽくない。ただ、その事で自動車事故を起こし、現実に戻るんで夢オチパターンなんですが、自分の事を愛してくれている人(自分とジョシュ)にラブコメな世界に教わる事でハッピーエンドになります。



作中のラブコメな世界は、自分が嫌いだと思ってたラブコメの典型的な設定が盛りだくさんなので本人が当惑する姿がとても愛らしかったです。自分の思い通りに進む世界なんだけど、すれた性格なので全てがヤラセやリアリティーショーだと思ってしまうんですね。



ラブコメのゲイに関しての記述に関して、ちょっと考えてしまいました。「主人公の味方するゲイ」彼の人生ってどうなってるの? 確かに!!って思いました。 


それを見て、「私もゲイの友達が欲しい!!」なんて影響されまくってる人が結構いるんだよね。アクセサリー扱いも甚だしい。そんな告発を僕にするって場合もある。実際にゲイの友達いるのにさ。君が知らないだけだよ。ってね。