こんなロングランする映画、久しぶりじゃないかなと思います。2/16公開なので、3ヶ月強。
僕の住んでいる国では2週間で入れ替わります。マジで。
なので、早く見に行かないといつの間にか違う作品になっていて大慌てです。
さて、この映画は見る前からちょっと引っかかっていた部分がありました。
サーカス興行師として有名なバーナムを主人公にした、容姿や人種のおかげで闇に生きざるを得なかった人々に希望と家族を与える映画。と、美しさを前面に見せているんですが、結局は興行師であるから、そんな世間から隔離されてきた人たちを利用するに過ぎない男の身勝手な成功物語なんじゃないかと危惧していたんです。
それは、ほぼ合ってましたね。実在のバーナムの人生とは全く異なる、貧乏な育ちという脚色の上、裕福な家の育ちの女性を妻にする時点で、「ありえない」って思う人もいると思うのですがそこはスルーしたとしても。。。仲間のフリをして金を稼いでいるだけという感じにしか本当に見えなかったです。
身勝手に家族を振り回し、有名女性歌手の興業に現を抜かし(これは事実を元にしているらしい)、家族だとしてきたサーカスの一団をシャットダウンさせる。さらに、実際の家族とも関係は薄れる。
それでいて自分がピンチになったときに寄り添ってくれた、その家族と何のわだかまりもなく再開出来ちゃうなんて話が出来すぎなんですよ。ぶつぶつ。。。
ゴールデングローブ賞を受賞した「This is me」に関しては、バーナムなしの歌なので、とても感情が伝わっていい曲です。 というか、全体的なストーリー構成は???ですけれど、一つ一つのミュージカルシーンは最高です。
シーツの舞う屋根でのダンスとか、フィリップを口説くときのバーでの歌とか、フィリップとアンのロープアクションダンスとか。。。 魅せるのはとても上手でした。
ちなみに、歌詞の中に「スポットライト」という言葉が出てくるのですが、たぶん歴史を考えると、その言葉はちょっと合ってないでしょうね。それともそろそろ出始めたことでしょうか? 演出上もスポットライトがガツーンと当たっている演出も多いのですが、その辺は歴史が云々という整合性はどうでもいいんでしょう。 陰影での演出は見事でした。
もうすぐDVD&ブルーレイが発売されるみたいですね。 音楽を聴きたいなら、やはり劇場での鑑賞をおすすめします。
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