(海外ドラマ) Sense 8 Netflixのうまみを最大限に生かしているドラマ | ゲイが語る映画の感想とクローズドゲイの日常

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映画の感想が主ですが、たまにゲイアプリでの出会い報告もやってます。その時は(ゲイ話題)と書きますので、ゲイに対して理解のない人には、そっとページを閉じてくださいね。

 

 

ちょっと乗り遅れ感。 というかシーズン2で終了してしまうという話も事前に聞いていたので、そこまで観たいと思っていなかったです。

 

 

 

でも、やっぱり僕はゲイだし、 ゲイとかレズビアンの役が多く配役されていると聞いていたので、やっぱり観たくなっちゃいました。

 

 

 

人種も性的指向も、社会的な立場も全部バラバラ。場所も世界中。NETFLIXは全世界で配信しているので、アメリカが舞台のドラマを作っても限界があると思うんですね。 ドラマのストーリーとは関係なく、とりあえず多くの人に一つでも矢が刺さるようにできているところが僕は好感が持てました。といっても、ちょっとLGBT(特にゲイ)に配慮しすぎているかな?とも思うんですが。これを俗にいう「ポリコレ」なのかな?

 

 

 

メキシコ人俳優の隠れゲイとそのクローゼットな知的な彼氏。そして、カモフラージュに利用していた女性。 もうこれだけで一本のドラマ作れちゃうんじゃないの?って思うくらい設定が濃厚。3人で寝ているシーンとか素敵すぎて溜息ついてしまいました。 あんな関係を作りたいなぁ。。と夢見ながら、簡単に彼氏のパンツな仲に手を突っ込む描写があることにも驚きを隠せないくらいです。 親とは絶対に見れないドラマです。

 

 

 

レズビアンとトランスジェンダーのカップルのセックスもかなり生々しいし、使用していた疑似ペニスの濡れ具合なども、きっとHULUだったら見せられないで全面モザイクだったろうなって思います。 僕でさえもあのセックスシーンは興奮しました。

 

 

 

ただし、全面的に裸担当はドイツのコソ泥のウルフガングなんですよね。 彼のセクシャリティーは異性愛者なんですけど、これでもかと裸体をさらけ出し、5話ではもうペニスもでちゃいましたね。 しかもモザイクなし! いや、あったらドラマの演出が成りたないんでしょうけれど。この役者さんどこかで観たことあるなぁって思っていたら、「フリーフォール」ってゲイ映画に出ていたマックス・リーメルトだったんですね。

 

 

 

その印象も大きい訳か、なにか特別なメッセージを発しているような雰囲気もありますし、ノンケ男子が期待する女性の裸が映画の中で乱用される中で、それを男が代弁しても問題ないんじゃないかというアンチテーゼにも感じられます。もちろん、そういうのが観たい女性もいると思いますし、ゲイにとってはあんなにセクシーな俳優さんがフルフロンタルになるなんて「うわぁお!!」って思うんですけども。

 

 

 

とにかく、世間的な感覚で言えば、「セクシャルな演出が多い」とも思います。 ちょっと無意味なシャワーシーンだったり、そこまで盛り込まなくてもいいのにと逆に心配してしまうんですけれど、のこの話が8人の世界中の男女がつながっているという設定なので、どの役者さんにとっても、あらゆる側面が共通しているはずなので、ウルフガングが例えゲイではないにしても、メキシコ人俳優の感覚を備えているならば、ゲイらしい部分が出ていてもなんらおかしくないんですよね。 もうウルフガングだけ役名を覚えている時点で、自分の興味がそこにしかないことがバレバレなブログになってますが。。。

 

 

 

まだ見始めたばかりなので、自分の感想がとんでもない方向に進む可能性もあるので、かなり楽しみな作品です。