東京国際映画祭に行って来ました。 | ゲイが語る映画の感想とクローズドゲイの日常

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今年で23回目。東京国際映画祭に行って来ました。

で、観た映画は、こちら。



「ゴーストライター」(2010)

監督:ロマン・ポランスキー

主演:ユアン・マクレガー


元英国首相の回想録の仕上げを依頼される、ユアン・マクレガー扮するゴーストライターが巻き込まれる政治スリラー。巨匠ロマン・ポランスキー監督会心のサスペンスは、ベルリン映画祭で最優秀監督賞を受賞。(東京国際映画祭サイトより引用)

ベルリン映画祭で最優秀監督賞を受賞したにもかかわらず、日本での公開はまだ未定なんだそうです。


ユアンは前任の不慮の事故により採用されたゴーストライター。ということで、スタッフロールの役目も「ゴースト」でした。どんな経歴があって、どんな人物かをあえて省いた。というか全くユアンの実像を最後まで見せない手法は、かなりユニークでした。唯一の過去といえば、過去のゴーストライター歴。 もう何もうかがい知ることが出来ません。さらに脇を固めるは、元首相ラング役を演じるピアース・ブロスナン。この役はブレア首相をモチーフにしたとかしないとか。。。

自叙伝を書くためにアメリカの別荘までやってきたユアンを待ち受けるのは、ラングの戦犯容疑によるトラブル。「テロとの戦いか?人権か?」数々の報道がなされていましたよね。それが髣髴するものだから、これはたんなるフィクションではないと誰もが思ってしまうところで。それに、監督本人も拘束中の身。自身の姿も投影しているのだろう。国際刑事裁判所の除外国にアメリカが北朝鮮やイラクと並んで列挙されているのも監督のシニカルな風刺が生かされている。

そして、物語の肝は、そのラングの回顧録。なぜ政治家を志したのか? など、普通のニュースでは知りえない裏側を扱うのは映画らしさというかハラハラさせられる連続です。それが、なんと全ての起点になるというものだから映画ってのはすごい。 


ところで、今回もユアンは脱いでおりました。 彼の裸は。。。たぶん2本に1本。50%の確率で見ることができるんじゃないでしょうかね。僕は演技も顔もそして、そんな彼も大好きです。全裸で寝るユアン。そこに首相の奥さんが。。。 危ない情事も繰り広げられ、しかもその前に、「辞めておけ」と鏡に向かって自答する姿もキュート。あんなどんよりした寒そうな季節に全裸で?? ってのも。ユアンだからでしょうね。 監督も分かっていらっしゃる。


この映画の一番のポイントはラストにありますので。(って、どんな映画もそうですけれど。)最後まで見てほしいと思います。僕は、あの映像美に身震いしましたよ。「最後までユアンはゴーストのままである。」というのが鮮明に出ていますので。


あ、しゃべりすぎたかな? でも、後悔まではまだまだ時間が有ると思うので、その時までタイトルだけは覚えていてほしい。そうおもう所存です。

おしまい。