2016年12月2日に訪問
アメブロを始める前に旅行したシリーズ 神戸編

大阪旅行2日目のランチ
「bb9」
神戸元町にあるモダンスパニッシュのお店です。
歩いていても見過ごしてしまいそうな小さな表示があるだけのお店です。薪を焚いて熾火(おきび)を作り、それを熱源として調理するアサドールというタイプのお店。

今まで食べていたスペイン料理とは全く違うイメージです。本当に最高の素材を活かしたシンプルなお料理。でもシンプル故に奥が深いといった感じです。

久しぶりに新しく感動を覚えたお料理、今までに食べたことのないお料理でした。何と表現して良いか分かりませんが、火入れと塩加減にとことん拘って作られてるというのは分かりました。
チャンスがあれば、是非1度体験して欲しいお店です。
以下のお料理で15000円のコースでした。

下仁田ネギ 薪焼き。30分以上薪で焼いて、周りを剥いだネギは、甘くてとろけそうです。ほんのりとした塩気も良かった。

自家製パンと自家製バター、アルバ 白トリュフ。バターは、その日の予約分だけ作られています。少し燻製の香りがついて、とっても美味しい。
白トリュフは、100グラム16万円もする上質なもの。凄く香りが良く、フンワリとした食感。

和歌山 串本 いしがき鯛 薪焼き。

この塩加減と火入れ加減は、本当に絶妙。美味しかった。


和歌山 串本 4日熟成の天然シマアジ 薪焼き。

続けて畳み掛けるかのような美味しさ。熟成シマアジに少し火が通る事で、さらに美味しくなる感じ。


自家製パンも美味しかった。もちもちした食感でした。

フランス産子牛 子宝芋 薪焼き。

子宝芋は京野菜で、里芋のような感じ。子牛はかなり白く上質なものでした。(子牛は白いほど高級らしいです。)これもとっても美味しかった。ソースは、少し和テイストでさっぱりした感じ。


自然薯のスープ  アルバ 白トリュフ。

これは今まで食べた事のないようなスープ。どうやってこの旨味を出してるんだろうって感じ(^^)かと言って旨味が強すぎる訳でもなく、絶妙。


季節の野菜たち。お野菜が1つ1つ茹でて下味が付けてあり、そして丁寧に焼かれてます。カブと大根とブロッコリーが特に美味しかった。

明石の熟成天然ヒラメ 薪焼き ピルピルソース。

これが一番美味しかった。もう何て言うか、今までに全く食べた事のない魚料理。ただ、薪で焼いてあるだけなんですが、ヒラメがムースのようにトロトロでとろけます、そして皮はパリパリ。いや、これ食べてみないと分かんないと思います。表現しにくい。塩加減も本当にちょうど良くまさに絶品でした。

この、ヒラメ白いから分かると思いますが、腹の部分なんですよね。腹の方なのにこんなに肉厚で、立派なヒラメでした。


イタリア産 熟成チンタセネーゼ豚 薪焼き。

イベリコ豚よりも高級な豚で、最高級の豚です。
カリカリの皮の部分としっとりとしたお肉の部分を一緒に食べると絶妙でした。

フレッシュチーズ フラン

これ温かいデザートなんですよね。びっくりしました。でも甘くなくて美味しかったです。チーズのプリンの様な感じです。


作りたての自家製バニラアイス。これにも燻製の香りが。どうやってつけるかは企業秘密らしいです。