■「精霊の守り人」50代男性へのおすすめ度

★★★★☆ ← 豊かな想像力の源になりそう

 

精霊の守り人の表紙

 

■あらすじ

内容紹介(「BOOK」データベースより)
老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。
精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。
建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。

痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。

 

■キーワード

女用心棒、皇子、星読み、呪術師、狩人

 

■感想

この感想は、自分の読書メモを頼りに書いています。

 

このブログをはじめる前に、読了したためです。

 


1.大人が読めるファンタジー系の児童文学

私は、52歳の時に「精霊の守り人」をとても面白く読みました。

 

多くの50歳代の皆さんにも、きっと気に入ってもらえると思います。

 

ほんとに子供向けの児童文学なの?

 

おっさんが読んでこんなに面白いのに。

 

というのが率直な感想です。

 

こんなに面白いとは予想外でした。

 

 

「精霊の守り人」は、ファンタジー系の児童文学にカテゴライズされています。

 

なので、「大人が読んで楽しめるのだろうか」という心配はありました。

 

でもそんな心配は、数ページ読んだだけで吹っ飛びました。

 

2.「精霊の守り人」を知ったのはNHKのテレビドラマでした

大好きな俳優の「綾瀬はるか」さんが主演されていたので、欠かさずに全話見ました。

 

放送終了後、偶然「精霊の守り人」の文庫本を入手したので読みました。

 

冒頭のシーンからしてドラマと同じでした。

 

ドラマが物語に忠実なわけですが、これは私にとって好印象でした。

 

物語にうまく入り込めたからです。

 

読み進めると「おっ、そうそう。こんな展開だった」と、

ドラマで観たシーンがますます鮮明によみがえってきて、

物語にどんどん引き込まれていきました。

 

ドラマと同じ展開が続き、読んでいて楽しい気分になれました。

 

 

丁寧な文章でありながらも、表現が子供っぽくないため、

すいすい読み進めていけます。

 

ドラマを見ているのでストーリーも結末も知っています。

 

それでも面白かった。

 

50代のおっさんが、どんどん物語に引き込まれていきました。

 

たっぷり楽しめました。

 

読む価値のある小説です。

 

 

文庫版の解説は恩田陸さん。

 

このことからも、「精霊の守り人」の凄さがわかります。

 

数年後にもう一度読み返したいです。

 

■私が気に入った文章

なぜ、と問うてもわからない何かが、突然、自分をとりまく世界を変えてしまう。
それでも、その変わってしまった世界の中で、もがきながら、必死に生きていくしかないのだ。
だれしもが、自分らしい、もがき方で生きぬいていく。
まったく後悔のない生き方など、きっと、ありはしないのだ。

(342ページ)

 

「精霊の守り人」を読んだのは、コロナ禍の2020年9月でした。

 

当時のコロナ禍の状況をいっているようで、とても励まされました。

 


 

今回は、50代男性にぜひ読んでもらいたい「精霊の守り人」を紹介しました。


このブログが少しでも小説選びのお役に立ちましたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。