皆さんこんにちは。kingjetです。

 

今回は、愛車「BMW 525i ツーリング ハイライン」(BMW E61)で発生した

チェックコントロールメッセージの不具合についてお話します。

 

「オイルレベルセンサー」の異常ってなに?

 

私の愛車「BMW E61」は古いです。

初年度登録が2006年10月なので、もう14年目の車になります。

 

なので、いろんな不具合がでます。

その都度、修理してきたのですが、どこをいつ修理したとか忘れてしまいます。

 

そこで今回からメモに残そうということで、このブログを書いています。

 

特に今回の不具合である「オイルレベルセンサー異常」については、

「あれ? 何だったんだ。」と思う解決だったので、その経緯なんかも忘れないようにしようと

思っています。

 

はじめに話のまとめを書きます。

 

  • この話のまとめ

「オイルレベルセンサーが異常です」とのチェックコントロールメッセージが出て、

また部品交換かなと思ったんたけど、オイルを1リットル補充したら、とりあえず大丈夫だった。

 

金額でいうと、部品(オイルレベルセンサーを)交換した場合、5万円くらい掛かったのに、

2,300円で済んだという話です。

 

では話の経緯を書きます。

 

  • チェックコントロールメッセージとは

BMWに乗っている人はわかると思いますが、知らない人は

チェックコントロールメッセージってなに?」ってなると思うので説明します。

 

BMWは走行しながらコンピューターが車の状態を診断(チェックコントロール)しています。

そして、何か不具合があるとコンピューターがメッセージを表示してくれます。

 

今回表示されたメッセージが下の画像です。(2020年2月25日)

 

BMW メッセージ オイルレベルセンサー異常

 

ね。ちゃんと教えてくれるんですよ。異常があると。

14年前の車なのにすごいでしょ。

 

今回は、「オイルレベルセンサーに異常がある」というインフォメーションです。

 

  • オイルレベルセンサーってなんだ?

14年同じ車に乗っているのに「オイルレベルセンサー」のことなんて知りません。
 
なのでネットで調べてみました。
「オイルレベルセンサー」は、エンジンオイルの残り量を測ってくれる部品のことでした。
 
愛車のBMW E61には、エンジンオイルの残量を測る棒「オイルゲージ」がありません。
(オイルゲージ:先端にある3本線の真ん中にオイルが付いていれば適量とわかる計測棒)
 
代わりに、
BMWではオイル残量を「iDrive(アイドライブ)というコンピューターシステム」で調べます。
 
iDriveでオイル量をチェックする項目を呼び出して確認するのです。
 
呼び出すと、エンジンオイルの残量を示すゲージの絵が表示され、直感的に
「MAXまでゲージが上がっているから大丈夫だな。」とわかるようになっています。
 
オイル残量を計測してiDriveに伝えている部品が「オイルレベルセンサー」
だったのです。
 
つまり、
「オイルレベルセンサー」に異常があるとエンジンオイルの残量がわからないのです。
 
これは困りました。 どうやら、また部品交換が必要になりそうです。
  • 部品交換しないとどうなるのか考えてみました

ネットで調べたら、オイルレベルセンサーを交換するには、オイルを全部抜く(空にする)
必要があるそうです。
 
「えーそうなんだ。でもオイル交換してまだ半年も経っていないのにもったいないな。」
という心の声。
 
愛車のエンジンオイル規定量は6.5リットルで、オイル代だけでも15,000円くらい掛かります。
 
これに部品代や工賃をプラスすると、今回の修理費用は総額5万円くらいと予想できます。
 
流れのまま部品交換するのも悔しいので、何か先延ばしできる方法はないかとか、
緊急性の高い不具合なのだろうかとか、いろいろ考えました。
 
オイル残量が測れないからといって走行に問題はないだろうから、
 
「別にセンサーが壊れていても、エンジンオイルが入っていれば走行に問題ないのだから、急いで部品交換しなくても何とかなりそうだな。しばらく様子見にしよう。」
 
との結論に至りました。
 
その後、車を走らせるたび上述のチェックコントロールメッセージが表示されるのですが、
「エンジンオイルは入っているのだから大丈夫」と自分に言い聞かせて、様子見を続けました。
 
  • BMWは走りながらエンジンオイルを消費する

そんな中、ある事実を思い出しました。
BMWは走りながらエンジンオイルを消費する」ということです。
 
そうです。
BMWは、走れば走るほどエンジンオイルが減っていく車なのです。
 
ああそうだった。年に3~4回、
「エンジンオイルレベル最低値。早急にエンジンオイルを補給してください。」
というメッセージが表示されるんだった。
 
そのたび、エンジンオイルを毎回1リットル補給しているのを忘れていました。
 
そう、
補給するタイミングを教えてくれていたのが「オイルレベルセンサー」だったのです。
 
「ああ。やっぱり部品交換しないとダメか。」(2020年2月27日)
 
そういえば、
「オイルレベルセンサー異常」のメッセージが出た2週間くらい前に、iDriveでエンジンオイル残量を調べていて「ゲージの目盛りが1つ減っていた」ことも、思い出しました。
 
規定値から減っているのは間違いありませんが、「最低値」ではないので、あわてて補充する必要はありません。
 
「まあ1リットルくらいなら多めに入れても問題ないだろう。1~2週間のうちに1リットル補給しよう。」
 
その時に、整備工場で部品交換について相談してみようと考えました。
 
  • このあと、思わぬ展開に

「いつ整備工場に持っていこうかな。」と考えるようになっていたころです。
 
新型コロナの影響で学校が休みになり、車を動かすことがなくなりました。(2020年2月28日)
 
このことが幸いしました。
 
3月1日の日曜日に車を使ったときは、今までと同じ「オイルレベルセンサー異常」のメッセージが表示されました。
 
次に車を動かしたのは少し間が空いて3月7日の土曜日です。
 
でもこの日、何のメッセージも表示されませんでした。
 
つまり、車のコンピューターは異常を感知しなかった。ということになります。
 
まさか「コンピューターが壊れちゃったのかな?」ちょっと焦りはじめます。
 
  • メッセージが変わった

翌日の3月8日の日曜日。2つのスーパーへ買い物。
ちょこっと走らせてはエンジンを切る。を繰り返して帰宅するとメッセージが出ました。
 
「エンジンオイルレベル最低値。早急にエンジンオイルを補給してください。」
 
なに? ですよ。 年に数回でるお馴染みのメッセージに変わっちゃったんです。
 
このメッセージが出るということは、
壊れたと思っていた「オイルレベルセンサー」が復活したということになります。
 
まじか! 直っちゃったの? 嬉しいけど。
 
  • 古い車なので、あんまり文句言えないです
翌日、3月9日月曜日の午後、いつもの整備工場に車を持っていき、
エンジンオイルを1リットル補給してもらい(2,300円)、今日までの経緯を話しました。
 

「ちゃんと測定しているからセンサーに問題はないですよ。」とのこと。

 

じゃあ、あのメッセージは何だったの? もうなんだよこの車! と思いながらも、

「古い車なので、あんまり文句言えないな。」ということで気持ちを切り替えました。

 

慌てて部品交換を依頼していたら5万円くらいの出費になっていたので、

2,300円で済んで助かりました。

 

推測するにオイルが減ったことに何らかの要因がありそうですね。

 
  • 今回の教訓
古い車と付き合うには、
「慌てず、ちょっと様子を見るか」ぐらいの心と時間の余裕が必要である。
 
ではまた。

 

愛車「BMW 525i ツーリング ハイライン」(BMW E61)関連のブログです。ぜひご覧ください。

 

BMW E61 エンジンオイルを1リットル補給してくださいメッセージ