8月11日13時公演

雪組 宝塚大劇場

『ベルサイユのばら ―フェルゼン編―』

千秋楽

ライブ配信視聴





このベルサイユのばらと言う作品はたくさんの愛にあふれていますが、

この、愛、と言う言葉が何回登場しているか、皆さんご存知ですか

(まさかのベルばらクイズが始まる)

わたくしが数えたところ、98の愛、がありました

(わりとすぐに答えを発表)

ここで、あと2回申し上げて、100の愛、にしたいと思います

(なんて上手い構成)

(客席から拍手)

愛、する皆様へ、ありったけの愛、を込めまして、、、ありがとうございました!



有栖妃華様の大劇場最後のご挨拶はユーモアとセンスがあって、その人柄を垣間見ることができました

お人形みたいに可愛い上に、人を引き付けるスピーチが出来るなんて憧れます

わたしももうすぐその領域に達する予定です



フィナーレのセラビ・アデューのアカペラ大合唱の前に、


さきちゃん、泣いてる、、、


朝美絢様、夢白あや様と3人で踊る彩風咲奈様の晴れやかで神々しい笑顔に光るものがあり、銀橋に立ち、組の皆様からの愛を一身に受けるセラビアデューでは彩風咲奈様の頬には涙の筋がいくつもありました

幸せそうな笑顔にこぼれる涙をそのままに踊り続ける彩風咲奈の尊い姿に涙が止まりませんでした



パレードのセラビアデューは、例の、

私の中にあなたは、生き続ける

「あなた」=彩風咲奈様だと劇場中がその瞬間を共有する素晴らしい一瞬がちゃんと映っていて感動いたしました


続くサヨナラショー

の、前の、組長・奏乃はると様からの彩風咲奈様の皆様へのメッセージの代読があり、そして奏乃はると様からのひとこと


普段は本当に素直で優しくて、一緒に笑い合った日々がとても愛おしいです


そしてサヨナラショーの幕が開くと驚きました

薔薇のタンゴ

幕が締まる前も驚きました

オマージュ


どちらもタカラヅカの「ベルサイユのばら」のフィナーレでお馴染みの伝統ある場面です

今回の本公演では彩風咲奈様のための新しいフィナーレを上演しているので、伝統のベルばらフィナーレナンバーはなかったのですが、まさかサヨナラショーで観られるとは思ってもおらず、構成に驚きましたがとても見応えがあり斬新なサヨナラショーを堪能いたしました

彩風咲奈様のベルサイユのばらへの愛が詰まっていて、その想いを組んで演出家の先生や関わるすべての方々がサヨナラショーを構成して上演してくれたのだと思うと、皆さまの彩風咲奈様へのあふれる愛も感じて、最初から最後まで大感動でした

蒼穹の昴の台詞付きの朝美絢様とのデュエットもとても感動しました


コロナ禍の始まりの中で前トップスターを見送って、全国ツアー中止や振替公演を経てコロナ禍でのトップ就任、コロナ蔓延で公演の中止、さらには世間の風当たりの強い中いちばんに本拠地で公演を開始することになったり、、と誰よりも激動の時期を二番手、トップスターとして務めた彩風咲奈様

きっと想像以上の辛い経験をたくさんされたと思います

袴姿で大階段を降りる彩風咲奈様を見てそんなことが頭をよぎりました

それでもこんなに清々しく凛々しく最後のご挨拶に立ち、まだまだやりたいことがあると目をキラキラさせて語るさきちゃんがとても幸せそうで、胸がいっぱいになりました

どうぞ東京公演も無事に完走できますように