5月10日11時公演

月組 宝塚大劇場
三国志炎戯『RYOFU』
Amazing Fantasy『水晶宮殿(クリスタルパレス)』
観劇

前回の観劇は4月22日11時公演でした
その時の感想はこちら

董卓があんなことになった後、カーテン前の芝居で部下たちがなんやかんや言っているところへ伝令がやってきます

駆けてきて、息を整えて咳払い、してから台詞を言った
咳払い
咳、
咳したよね、今
咳しました、今

申し上げますッッッ…!
の、前に、です

(ここまで書いて力尽きました)

なんて芝居が細かいのかと感動したその場面を、本日も楽しみにして臨みました

が、本日は
咳払いせず、

申し上げますッッ…!

前回は実際に本当にたんが絡んだだけだったのかもしれません
(絶対違う)
が、しかし、申し上げた後もぜいぜい肩で息をしていました
なんて芝居が細かいのかとやっぱり感動しました
その後、李儒へあんなことをやっちゃった李粛を見て、腰を抜かさんばかりに驚いていました
いったん腰を抜かしてすぐに思い直して体勢を立て直していました
そんな、あんなことをやっちゃったアブナイ奴役を、実は新人公演でさらに狂気染みて演じていた今をときめくアブナイ若手こそ、この伝令の翔ゆり愛様なのです

芝居の月組らしく、このようなひと言台詞や台詞のない芝居も目を引く方々がいたるところに存在していてかなり気になります
最初の前代未聞の皆殺し場面では、話題の「ピクピクしながら息絶える月乃だい亜」というのを遅ればせながら見てきました
その月乃だい亜様は即位式の場面で、もう我慢ならん!と物申す佳城葵様に、あわや董卓が斬りかかろうとする、その瞬間…!を、ぎゃー見てれられへん…!とばかりに、思わず袖で顔を隠すさまがリアルに恐怖が伝わってきました
上手に居並ぶ方々のひとりです
(となりの方も同じく恐怖に震えているような片鱗が片袖だけ見えました 顔や身体はまったく見えなかったのが残念です)
だい亜様の芝居の細かさと、ショーのくしゃっと笑顔には毎回釘付けです

婚礼の儀に紛れ込む少年を引っ捕らえる兵の筆頭格の美颯りひと様、ではなく、その下の位みたいなふたりの兵士が槍の両端をそれぞれ持って、少年の腕をひっかけて連れていきます
向って右の方が台詞はないのにとっても自然にそこに役として生きていて釘付けになりました
(向って左側の方はそもそもまったく見えなかった)(釘付けになりやすい体質)
その方はくりくりお目々でした
大瀬いぶき様でしょうか
大瀬いぶき様と言えば新公の族長をドスを効かせて荒々しく腕っぷし強そうで、もう少しで呂布に勝てそうな勢いでした、という人と同じ方には見えなかったです
役者ってすごい
他にも気になった方がいろいろいたのに忘れました
呂布の最期の口から出る血が、今日はみごとに美しくぽたりと口から垂れ落ちて、もはや血すら千秋楽に向けて、芝居を深めているのかと感動しながら感心していたら幕
血も月組の組子のような芝居の月組です


ショーの終演後、となりの座席の友人に、

なんで笑ってたん?

と聞かれた話は、また今度