7月10日11時公演

雪組 宝塚大劇場

『ベルサイユのばら ―フェルゼン編―』

観劇


ベルサイユのばらが令和に蘇りました

名場面に懐かしさを覚え、

新場面にオドロキワクワクドキドキして、

新演出に衝撃を受けて、

斬新なパレードに口をポカンと開けて、

あっという間の夢のひとときでした


先日「ベルサイユのばら50 」を観た記憶も新しく、鐘の音と小公子、小公女の皆様に誘われるプロローグは、


うんうん、これこれ!これ、これ!

知ってる 知ってる


と、小公子の長・紀城ゆりや様の抜群の可愛さに満足しながらしみじみ味わっていたら、そこにあの、也乃英心(ヤノエイシン)様が、生まれながらの小公子のように存在しているではありませんか

可愛い…!

金髪内巻きボブヘアーが小さな顔を占領しそうになっていましたが、隠しきれない麗しさでした



小公子と言えば、月組のオスカル編の小公子・いつき吟夏(イツキギンカ)様の可愛さと歌声が忘れられません

実力派の男役でありながら可愛らしい方だったので、小公子役にぴったりでした

確か、いつもと違うその時ならではの歌詞が盛り込まれていたと思うのですが、それがとても鮮明に聞き取れる歌唱でした(その割には歌詞を覚えていない)

とにかく歌が上手い!

そして可愛い!

小公子と言えばいつき吟夏様をいつも懐かしく思い出します



そしてフェルゼン編ならではの、あの場面もとっても懐かしかったです

そうです

あの場面


農民たちがくっちゃべるところ

国王の物真似付き


花組の踊るフェルゼンと言われた大浦みずき様主演のフェルゼン編で、この場面の農民役の1人に私のあこがれの伊織直加様が、まだ研1か研2で配役されて台詞を言っていたのです

当時、この配役はすごい!私が目をつけたイオリナオカはスゴイ!と興奮していました

この公演はなんと新人公演も観に行ったのですが、新人公演での伊織直加様の活躍よりも、農民役の伊織直加様の方が強く印象に残っています

(新人公演は何役をされていたのかさっぱり思い出せません)

またこの場面を見て懐かしく思い出しました



本編が終わると豪華なフィナーレナンバーが続きます

1本立てのフィナーレとは思えない長めの尺で、しかも彩風咲奈様が1度もはけずに出ずっぱりという、驚きの構成です

彩風咲奈様の歌声、ダンス、笑顔、汗、流れるドーランが120%堪能できます

そして彩風咲奈様を見守り、支え、共に歩いてきた雪組の皆様の彩風様への愛が溢れていて、観ているこちらも笑顔と涙が溢れました


ベルサイユのばらと彩風咲奈

どちらも尊いです



ちなみにフィナーレナンバーのさきちゃん(彩風咲奈様)の生着替えのお手伝いを苑利香輝様がされているのを目撃しました

(舞台上で生着替えを何度かしています)

さきちゃんのお着替えが終わった時、さきちゃんの正面に立つ苑利香輝様がパアッとはじける笑顔をさきちゃんに向けました

きっとさきちゃんもとびきりの笑顔だったに違いないと思いながら、舞台上での生着替えと言う忙しい瞬間にも笑顔を送り合えるそんな関係性にムネアツでした