7月7日13時30分公演

月組 東京宝塚劇場

『Eternal  Voice 消え残る思い』

『Grande TAKARAZUKA 110!』

大千秋楽

ライブ配信視聴



次期トップの鳳月杏さんをお呼びしようとおもったんですけれど、楽屋で、絶対やめてくれと念をおされてしまいましたので、、


(客席「えーーー」)


えーって言ってる

(袖に向かって首を振ったり、口パクで「どっちでもいいよ」)

ホゥーホゥーホゥーホゥー!

(囃し立てる月城かなと様)

(嬉しはずかしの鳳月杏様ご登場)

なんだ

出てくるんじゃん!

(鳳月様の腕を叩いて容赦なくツッコむ月城様)


(前)振りがあったから、恥ずかしかった…

(絶対やめてくれ!はむしろ絶対呼んでくれ!の裏返しのように取られても仕方がない登場の流れでした)


恥ずかしかった?

(月城様ワロてる)

結局出てくるんだって(思われるのが恥ずかしかった)

すみません

ありがとう

呼んでくれて

(鳳月様、前振り上手くいきました)

(と、ここで終わらないのがさすが月城かなと様)

じゃ、天紫珠李ちゃんも呼ばなきゃじゃない?


(天紫珠李様恐縮しながら小走りで登場)

(泣き出しそうなお顔でした)


次期トップコンビを舞台に呼んで、私が偉そうに言うことはないのですけれど、、と恐縮しつつ、語る月城かなと様


人として、とても素晴らしい先輩である鳳月さんと、そしてこんな努力家な人がいるのかという、天紫珠李ちゃんがこれから作っていく月組が本当に楽しみでなりません

皆がついていくという空気がもう出来上がってる、そんなお2人にバトンを渡せることを心から幸せに思っています



思いだすのは、珠城りょう様の退団発表後、コロナ禍になって、退団公演が延期になって、と、いろいろあった中で、もう珠城りょう様ご卒業公演が始まるというのに、次期トップがなかなか発表されなくて、まだかまだかと待ちながら、妄想を膨らせていました


ここは学年順に、鳳月さんが、、

じゃあ、私の後は必ず鳳月さんへ、、

じゃ、2番手は鳳月さんが、、

絶対辞めないで鳳月さん、、!

鳳月さんがそばにいてくれるなら、じゃ、私が先に就任します、、


みたいなやり取りがあって、みたいな約束が出来上がっていたのではないかと、卒業発表会見とこの千秋楽のやり取りを見て、あの時の妄想を思い出しました


周りにくまなく目を配り、先を見据え、自分の在り方を客観的に判断できる

アレだけ美しい夢の世界の人なのに、地に足の着いた人

そんなトップスター月城かなと様でした