6月23日12時30分公演

宙組 宝塚大劇場

特別公演

『Le Grand Escalier ―ル・グラン・エスカリエー』

観劇


幕が開くとそこには大階段

トリコロールカラーの大階段

中央に立つ芹香斗亜様が歌いだします

ひとりで立っているのに、青と赤の布が敷かれていて、芹香斗亜さまの足元のみ布がなく、芹香様はじかに大階段に立っているのがやや不思議

照明ではなく布でトリコロールカラーを表すのか

と思った次の瞬間に布が両側へ引き込まれて…!


すご…!!!


って思わず口をついて出ていました



終演後、友人に、


幕開きのあの布、まさかやったなぁ!

めっちゃびっくりしたよな!


え?

どこ?

そんなんあったっけ?

わからんかった…



一瞬すぎて事態を把握出来ていなかったようです

話が通じなくて残念すぎたので、次回は

「幕開きは瞬き禁止」

を言い渡そうと思っています


公演解説にそのようなことが書いてあったのを読んだはずなのですが、想像以上にたくさんの懐かしい、組を超え、時代を超えたタカラヅカの名曲が次々と出てくる、それはもう心躍るショーでした

この曲をこう使うか…!

この曲をこの方が歌うのね…!

この方はこんな歌声なのか…!


私が特に懐かしくて嬉しかったのは、高汐巴様がパイナップルの女王姿で歌われた、


響けクラベス

叩けボンゴ

花びらのようなくちづけ

アイ カランバ!


という曲です

(世界中のどなたかひとりでもわかってくださる方がいればそれだけで幸せです)

高汐巴様の歌声が脳内再生されながら、芹香斗亜様の男らしい熱い歌声に酔いしれました


鷹翔千空様が歌って踊って踊って存在感マシマシでした

大勢で踊っていてもひときわ目をひくキレがあって、身体も表情もブレないところが素晴らしいです


新体制の宙組はスターは歌えるどころか、歌を聴かせて魅せる方ばかりな上に、歌える素敵な若手男役、歌える可愛い娘役が多くて、さらには目を引くダンサーもいて、リ・スタートがショー作品で良かったと心の底から思いました

なにより楽しくて楽しくて心躍るショーでした

余韻に浸りながら、思い出しながら、忘れていっています…

もう一度観劇できるので、もう少し詳しく記憶にとどめてきます


牛は鳳城のあん様

これだけ頭に入れて当日を迎える所存です